人々の環境問題に対する意識が向上している中、安田隆夫氏が創業者である株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスのグループ企業のひとつ、ユニー株式会社は、2024年4月13日(土)と14日(日)の2日間、アピタ・ピアゴはじめ自社が運営する87店舗で、不要な衣料品を引き取る企画を開催します。持ち込みを行った方には、衣料品の枚数に応じてアピタ・ピアゴ直営の衣料品、生活品売り場で使用できる「エコとくお買い物300円引券」が進呈されます。

 

本企画の詳細は、不要な衣料を対象店舗に持ち込むと、衣料品5枚につき、当日から利用可能な「エコとく買い物券」が進呈されるというものです。回収した衣料品は、ユニーの資源回収パートナー企業である株式会社鈴六の協力を得て、状態や素材に応じて分別を行った後、リユースあるいはリサイクルされます。具体的には、状態が良好でまだ着用できる衣料は、東南アジアを中心に輸出され、本当に必要としている方の元へ届けられます。着用困難な衣料は、工業用ウエスやフェルトとしてリサイクルするということです。また、回収した衣料品の売却益は、日本赤十字社を通じて能登半島地震災害義援金として寄付されます。

 

つづいて、不要な衣料品と引き換えに進呈される「エコとくお買い物券」について詳しくご紹介します。不要な衣料品5枚につき300円引き券1枚が進呈され、1度の買い物金額が税込3,000円ごとに1枚利用できます。利用期間は、2024年4月13日(土)~4月24日(水)までとなっています。利用できる場所は、ユニー直営の衣料品売り場と暮らしの品売り場で、専門店や食品売り場では利用できないので注意してください。

 

ユニーは、NPOや他企業と協働で、家庭で不要になった衣料品を回収するという企画を2019年まで開催していましたが、その後はコロナなどの影響もあり、しばらく休止されていました。しかし、お客さんから企画の復活を望む声が多く挙がったことから今回、5年ぶりの開催が決まったということです。近年、アパレル業界では低価格競争が激化していることから、大量生産を行った結果、余剰在庫に頭を悩ませるなど、需要と供給のアンバランスが問題となっています。また、消費者も物価高騰や流行の移り変わりなどで、衣料品は低価格のものを短期間で買い替えるという方も多いでしょう。着用しなくなった衣料品は、リユースやリサイクル、必要としている人へ寄付といった使い道があるのに、ただ捨ててしまうのはもったいないことです。今回ご紹介したユニーの企画などを有効活用し、私たちも持続可能な社会の実現に貢献していきましょう。

 

 

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