ユニー株式会社は、2023年11月6日~2024年1月14日までの約2ヶ月間で、キリンビバレッジが販売する午後の紅茶を1本購入するごとに1年の寄付金を預かる取り組みを実施してきました。この取り組みはアピタ・ピアゴ・ユーストアといったユニー株式会社が運営する131店舗で開催され、結果的に633,945円の寄付金が集まりました。この寄付金は、認定NPOこども食堂支援センター・むすびえに贈呈されています。

 

今回のキャンペーンは、ユニーとキリンビバレッジの共同企画によるもので、「子どもたちの未来を応援しよう」をスローガンに掲げて始まった取り組みです。キリン「午後の紅茶」の対象商品を購入すると、1本につき1円が寄付される仕組みとなっていました。約2ヶ月にわたってアピタやピアゴ、ユーストアの店頭には特設売り場が設けられ、ポスターや販促物などを使って訴求していました。その結果、わずか2ヶ月という短い期間だったにも関わらず、60万円以上をこども食堂の支援団体に寄付できたのです。今回集まった寄付金は、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを通じて、こども食堂が全国各地にでき、安心して利用できる環境を整えるための活動に役立てられるとしています。

 

認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえは、全国約9,000箇所に設けられたこども食堂を支援するための団体です。子どもだけでなく、幅広い世代の人が利用できる場所として、孤食問題の解消や地域の交流の場づくりに役立っています。主な事業活動としては、地域ネットワーク支援事業や企業・団体との協同事業、調査・研究事業などが挙げられます。特に地域ネットワーク支援事業では、実際にこども食堂の立ち上げ支援や運営者をつなげるネットワークづくりなども行っています。

 

こども食堂への寄付に関しては、むすびえから直接寄付することも可能です。しかし、直接寄付するとなると、少し躊躇してしまう方も多いでしょう。ユニーとキリンビバレッジによる今回の企画は、商品を購入することで気軽にこども食堂の支援にも役立てられることから、多くの方にとって参加しやすかったのではないかと考えられます。こうした取り組みは、ユニー株式会社が属するPPIHグループでも積極的に行われています。創業者の安田隆夫氏が掲げた企業原理「顧客最優先主義」のもと、地域の人々の暮らしを支えることが第一という考えのもと、環境・社会における重要課題に取り組んでいるのです。今後もユニーを含むPPIHグループでは、社会活動を支援する取り組みを実施していくでしょう。

 

 

クリックをお願いいたします。
https://blog.with2.net/in.php?1652798
https://business.blogmura.com/ryutugyou/