日本の経済も以前と比べて大きく変わったように思います。私が高校生の頃は時給730円程度の仕事は巷にありふれていました。しかしながら、今では1200円でもバイトをする人が集まらない。そんな時代に突入しているように思います。なぜ、こんなことを唐突にいったのかと言いますと、高給になっただけでは人が今は集まらないのです。そこに何があれば、人は仕事を求めるのでしょうか。その点について今回のブログでは紹介をしたいと思います。

『給料は、当然高いほうがいい。福利厚生だって、充実しているほうがいいに決まっている。しかし、だからといって、「待遇さえよかったら、全然面白くない仕事でも一生続ける」と言いきれる人が、いったいどれほどいるだろうか。』

給与や待遇が良ければ良いに越したことはない。これは当たり前の理屈だと思います。しかしながら、待遇が良いだけで仕事を選んでいるという人はそんなに多くありません。では、どういったことに対して人は興味を持つのでしょうか。

『もちろん、世の中には、お金が動機づけになる人だっている。お金にさえなれば、どんなにハードワークでも嬉々としてこなせる人もいないではない。しかし、そういう人は少数派だ。仕事にありつくことが何より大切だった時代とは異なり、たいていの人はインセンティブそのものよりも、仕事の「内容」の方にこだわる。その証拠に仕事がハードで、給料が高いことで有名な運送会社に勤める人はそれほど多くない。』

仕事が面白いかどうか、仕事で自己実現できるかどうか。そういった内容が今の時代は重要なのではないでしょうか。

『仕事がハードでも、面白くなくても、自分から望んだことならそれでいいだろう。「仕事はつまらないけど、給料がいいから」と、自分を納得させられる。
ところが、望んだわけでもないのに、つまらない仕事ばかりさせられたら、どうなるか?「給料が少しぐらいよくたって、こんなつまらない仕事!」と、不満が噴き出す。ずいぶんいいはずだった給料だって、いつの間にか「少しぐらい高くても」になってしまう。』

※下記著書より一部抜粋
著書:流通革命への破天荒な挑戦!―ビジネスの原点は「常識」を疑うことだ



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