公開前からSNSで話題になり、
評判がよく、
観たいと思いなから、、
結局、今頃DVDで鑑賞です
『新聞記者』は、国家権力に闘いを挑む映画というイメージを勝手にもっていたので、
ちょっとがっかりでした。
映画の中で起こった事件は、確かに実際の事件を想像させるような内容。
だからと言って、現政権を批判する内容にはなっていません。
簡単に言えば、
組織の中に組み込まれてしまった人の苦悩と
組織の中で自分の考えを通していくことの大変さ、を描いた映画かな。
「結局、組織に所属するということは、こういうことなんだよ」と、
自分は闘いもせずに、わかったような顔をしている人。
真っ向から闘いを挑む人のことを、安全なところにいてあざ笑う人。
観ている私の背後で、そういう人たちが鼻で笑っている気配がしました。
もともと、そういう映画だったのかな。
過度な期待をした私が間違っていましたね。
シム・ウンギョンさんも松坂桃李さんも、
その他の役者さんも、演技がうまく、
安心して観ていられたのが救いです。