家事か地獄か
~最期まですくっと生き抜く唯一の選択~
/稲垣えみ子



稲垣さんの著書は、これでもう何冊目だろう。
本書は、色々読んできた著書のおさらい
のような一冊。

そういえば、稲垣さんが朝日新聞社を
辞めたのが(詳しくは稲垣さんの著書
「魂の退社」にて)、今の私の年齢
だったんだよね~。
この年齢って、何かと節目を感じる
歳だなと、自分がなってみて良く分かる。

でもまぁ、色々不満はあっても
組織(会社)には属さない!という勇気は
私にはないし…
便利なものには頼りっきりの生活だし…
断捨離も、思っている程出来ていなくて…
それでも、稲垣さんの提唱する生き方は、
依然として私の理想。


今回のテーマは、稲垣さん流の家事

(=人生)への向き合い方。


家事を楽にするには、まず余計なモノを

減らすこと!と稲垣さんはしきりに仰る。

確かに、モノが少ないと掃除は楽で

散らかることもないし、狭い部屋でも

暮らせるし、良いこと尽くめ。


そういえば最近は、次から次へと

欲望のまま新しいモノを買うような

ことは無くなった気が。

稲垣さんの本の影響かな。


そして、印象的だったのは、最後に
語られる、老後の暮らしについて。

歳を取れば、気力体力が衰えて
自分で出来ることが少なくなっていく。
そしたら、それに合わせて少しずつ
生活を小さく纏めていくこと。
そうすれば、末長く自分の面倒は
自分でみられるし、身の丈に合った
幸せが待っているかもしれない、と。
何が正解かはその歳になってみないと
分からないけれど、やはりそういう
歳の取り方が美しいと、私も思う。

明るく楽しく(人生を)下っていきたい、
という稲垣さんの心意気というか潔さに、
やはり魅力的な人だなぁって思いました。


評価:★★★☆☆