9-旧大坂城三の丸石垣（城外編）

「おっ！？あの石垣は？」
現在の天守閣から北西(312度)約450m京橋南詰、追手門学院小学校東側の塀は、取って付けたように一部分だけが石垣になっています。(赤矢印の部分)
この場所で発見された旧大坂城三の丸石垣の一部なんです。
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こちらは現在の天守閣から北西(304度)約600mにあるドーンセンター（大阪府立女性総合センター）の工事で発掘された旧大坂城三の丸石垣の一部、
此処の発掘調査では石垣の外側に漆喰瓦葺の塀がめぐらされ、二重の防御がされていた事が判明しています。
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城西側の大阪府警本部の建替工事でも豊臣氏時代の三の丸の堀が発見されました。してみると三の丸は相当広かったんですなぁ。
大坂城は徳川によって再建されたというよりは「ほぼ同じ場所に規模を縮小した全く別の城を建てた。」というべきでしょうね。
しかし目の前に見える現在の大阪城の存在感が大きいので、ついに引き摺られて混同し、よく頭がこんがらがります。