天国への階段・・・

ツェッペリンの「天国への階段」が「盗作」だと訴えられていることを今日知りました。
訴えたのはランディ・ウルフの遺産管財人さん、2014年にロサンゼルスの裁判所に起こしていたそうです。

しかし40年前に発表された曲です、なんで今になってこんなことをしたのでしょうか。
僕は「スピリット」なるバンドも"Taurus"という曲も知りませんでした、さっそくこの曲を聴いてみたのですが・・・。

たぶん何も知らずにこの曲を聴けば「ツェッペリンをパクったな」、そう思うはずです。
たしかに似ています。

ただ似ているのはイントロの有名なマイナークリシェのアルペジオの一部だけ、実際にギターで弾いてみると1弦のA→B→C→F#があるかないかだけです。神秘的な雰囲気が漂っていることも似ていますね。

しかし"Taurus"、いい曲じゃないですか。
僕はすっかり気に入りました。

裁判官は「『天国への階段』の節回しは確かに音楽業界では一般的なものだが、2つの曲の類似性はその域を超えている」としたそうです。とても有名なイントロなんで陪審での判断が適当と結論づけたのでしょうか。

この陪審は来月10日から始まる予定とのことですが、この先どうなろうと「天国への階段」は不朽の名作であることに変わりはありません。