“執念の追跡”・・・


カメラは高速道路で発生した追突事故現場に直行します.

前方を走る大型トラックが車線変更したところへ後続車の普通乗用車が追突、乗用車はボンネットがめくりはがされ無残なほど大破、しかし運転手は奇跡的にかすり傷で済んだもようです。

そしてこの運転手の「男」こそこの事件の「主役」です。

到着した警察がトラックの運ちゃんと「男」を交え実況見分を始めます、そして警察はこの「男」の挙動から何か“くさいもの”を察知したらしく「男」のみパトカーに連れ込み、車内で取り調べが始まりました。

“執念の追跡”はそんな車内のやりとりを伝えます。

男の音声は例の通りへんな声に変えられています。
しかしどこがで聞いた声「紙兎ロペ」のアキラ先輩じゃないですか。

警察「飲んでるでしょう」
男「は、はい」
警察「どのくらい?」
男「・・・っと、ウィスキーの、ストレートで、いっぽん!」
警察「えっ・・・、いっぽんって、ボトル1本?」
男「っや、指いっぽんっす。ワンフィンガー!」

「ファンフィンガー」これにはわらいました。
先輩いったい何才なんでしょうか。

おまけに先輩の免許の有効期限は切れていました。
しかも期限であった2012年の末尾「2」は「5」と本人の手でヘタクソに「修正」されています。

“執念の追跡”はさらに先輩がいま自動車免許教習所に通っていること、そして明日が仮免試験日であったことをさらします。

そして今日の先輩の走行はその受験の予習であったことを緊張感たっぷりにつたえてくれました。