おはようございます、今回は伴が書かせて頂いております。

第28回郁文社書道展についてです。

(すごい人数…!)


この展覧会は、上籠先生のお師匠様でおられる高木聖雨先生の一門による社中展です。

(高木先生は、年始の現代書道20人展にも出品されている著名な先生でもおられます。)



昨日私も拝見させて頂きましたが…

非常にハイレベルな展覧会でしたビックリマーク



昨年秋の日展に入選された方の入選作があちらこちらに並び、

文化勲章受章者の青山杉雨先生(故)、文化功労者の成瀬映山先生(故)などの作品も特別展覧や賛助出品として並んでいます。



上籠先生の作品はこちら↓
韓世忠句
こちらは日展入選作。柔らかい線とキレのある線、大人しい字と思い切った動きのある字のコントラストが絶妙です。ふっくらと柔らかい線にするのに結構苦労されたんだとか…。



また、同時開催菁莪展にも注目。↓

こちらは謙慎書道会理事以上、読売書法会評議員以上の何れかでおられる郁文社の実力派若手会員による展覧会です。


菁莪展の先生作がこちら↓
董嗣成詩
字間や字の中にゆったりと余裕があり、爽やかです。墨の多い所と少ない所が模様の様に見えて、淡々と並ぶようでも立体感がありますね。線もふくよかで優しく、見る側も力が抜けてずっと眺めていられます。


萬歳宮高鐙
先生が普段あまり書かれていない書体です。バキッとした鋭い線が特徴的ですが、柔らかさとのバランスがとられています。字が詰まっているようでも、筆の割れたカスレの明るさが混じって、とてもメリハリよく見えますよね。








銀座、紙パルプ会館5階

会期は本日29日(日)16時までです。


お時間のある方は是非、他の方々の作品も含め、上籠先生の作品を生でご覧下さい。実際に見るとやっぱり違います。


あ、 (鈍牛コレクション【印】) もチェックしてみてくださいね㊙ˆ ˆ



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門弟  伴 一真