こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。
以前お話しした通り、
私の映画好きは大したものです。
監督や製作総指揮のみならず、
細かいセリフまで覚えていて
驚かれることがあります。
特に、ハリウッドの映画は、
そのセリフが秀逸で心に残るものが
とても多いのです。
その中でも、特に心に残るのは、
私の好きなロビン・ウィリアムズ主演の
「レナードの朝」のラストシーンの会話。
「レナードの朝」は、1991年公開、
パーキンソン病の患者に献身的に尽くした
1人の医師を描いた実話を基とする
超一級の映画です。

ロバート・デ・ニーロ演じるレナードは、
子供の頃パーキンソン病を患い、
30年もの間全身が硬直した状態で寝たきり。
周囲との意思疎通どころか
指一本動かすことさえできない
いわば植物状態です。
そのレナードが入院する病院に
赴任してきたセイヤー医師は、
レナードを始めとするパーキンソン病の患者が
周囲の刺激に反射的な反応を示すことに気付き、
研究を始めます。
そして、「Lドーパ」というクスリを
投与することでパーキンソン病の
強烈な痙攣を取り除くことを発見します。
そして、
その治験者となったのがレナードでした。
その治験は成功し、レナードは目覚め、
30年ぶりに日常生活を取り戻します。
そして、治療を諦めていた周囲の医師の協力を得て
他のパーキンソン病の患者にも
「Lドーパ」を投与し、
レナード同様植物状態だった
患者たちが次々と目覚め始めます。
閉塞感が漂っていた病棟が
一気に賑やかになりました。
しかし、その賑やかさは
長くは続きませんでした。
いくら「Lドーパ」を投与しても
あの強烈な痙攣は
徐々に戻ってきてしまいます。
レナードは、初めて恋をした女性にも
自分の病のことを告げ、別れを決意します。
そして…
◆映画史に残る名シーン
その後、レナードは
セイヤー医師たちの努力もむなしく
植物状態に戻ってしまいます。
レナードが目覚めてから
植物状態に戻ってしまうまで、
セイヤー医師のそばで彼を支えた
エレノアという看護師がいました。
エレノア自身、患者たちの病状のひどさに
治療を諦めていた1人でした。
しかし、セイヤー医師の献身的な姿を見て
心を動かされ、セイヤー医師に協力します。
そして、映画のラストシーン、
「Lドーパ」の治験により目覚めを迎えた
レナードを撮影したビデオを
悲しげな表情で見ているセイヤー医師に、
エレノアは背後からそっと近づきます。
それに気付いたセイヤー医師は、
エレノアに語りかけます。
セイヤー医師:
「君は、私のことを親切だと言ったね」
エレノア:
「はい、言いました」
セイヤー医師:
「命を与えて、それを奪う者が親切かね」
エレノア:
「命は、与えられ、奪われるものです」
セイヤー医師:
「でも、つらい…」
エレノア:
「親切だからつらいんです」
レナードを救えず、
自分を責めるセイヤー医師に
エレノアが語りかける言葉。
単なる慰めではなく、命の真理を語り、
セイヤー医師の心に力を吹き込む
温かさがあります。
この映画は、涙なしには観られません。
他にも、素晴らしいシーンが沢山あります。
しかし、私の心に深く残り、
たまにふと思い出すのは、
このラストシーンの2人の会話です。
個人的には、
映画史に残る名シーンだと思っています。
◆セイヤー医師のように
もしかしたら、この映画を観たときから、
私は「医師になりたい」という思いが
芽生え出したのもしれません。
そのときは、気付きませんでしたが…。
その頃は、勉強もせず、
日夜少林寺拳法に明け暮れていた
大学生でしたからね。
今、若い頃の時間の浪費で
作ってしまった遅れを取り戻すべく、
勉強中です。
どんな困難な症状にも諦めずに立ち向かい、
患者さんの心に寄り添う医療。
このセイヤー医師の姿が、
私の目標とするところです。
私は、医師ではなく、鍼灸師ですが、
少しでもセイヤー医師に近づけるよう、
知識と技術とマインドを
磨いていきたいと思います。
誠真堂鍼灸院 東洋史
Facebookはこちらから
https://www.facebook.com/profile.php?id=100024870860439
誠真堂鍼灸院ホームページはこちら
https://www.magokoro-shinkyu.com/
Amazonランキング1位を獲得しました!
電子書籍「東洋のチカラ」
東洋医学の知識を分かりやすく解説しています

