こんにちは!
十条銀座「誠真堂鍼灸院」院長の東です。

 

先日、

「鍼は初めてなんですが…」という方から

お電話をいただきました。

 

 

腰痛で、続けて5分と歩けず、

買い物に行くのもツラいとのこと。

 

今まで、マッサージなどを受けながら

整形外科でもらった痛み止めを飲んで

何とか痛みを凌いでいたけれど、

それもだんだん効かなくなってきて、

これはもう鍼しかないかな、と思って…。

 

電話でお聞きしたお話の主旨は、

こんな感じでした。

 

初めて鍼灸院に電話するって、

かなりの勇気がいることですよね。

 

そして、それは

症状がかなりおツラいという証…。

 

そのお電話でご予約いただき、

「最善を尽くそう」と心に決めました。

 

しかし…

 

 

◆まだまだ低い鍼灸に対する信頼

 

程なくして、同じ患者さんから

再度お電話をいただきました。

 

「鍼に行ってみる、と周囲に言ったら、

まずは整形外科で相談してからの方がいい

と言われたので、一旦キャンセルしてください」

 

とのこと…。

 

もちろん、私は快く受け入れ、

「必要なときは、いつでもご連絡ください」と

お伝えしてお電話を切りました。

 

しかし、ため息が漏れました。

 

やはり、日本における

鍼灸に対する信頼はまだまだ薄いのだと

改めて実感せざるを得ない出来事でした。

 

仕方がありません。

 

日本では、鍼灸は法律上

「医学」とは認められていないのです。

 

私の電子書籍でも詳述しましたが、

整骨院や整体院と鍼灸院の違いさえ

知らない人が多いのです。

 

さらに、鍼は「痛そう」、

お灸は「熱そう」といった

ネガティブなイメージを持つ人の方が

圧倒的に多いのが現実。

 

そして、鍼灸に理解のある医師であれば

鍼灸を勧めてくださるでしょうが、

経験上その可能性はさほど高くはありません。

 

せっかく勇気を出してお電話いただいたのに、

何もできないのは申し訳ない。

 

そんな気持ちで、その日は過ごしました。

 

 

◆日本を笑顔にする鍼灸

 

翌日、私の予想に反して

その方から「再度予約したい」と

お電話をいただきました。

 

整形外科の医師も、

鍼灸の受療を勧めてくださったとのことです。

 

「お待ちしております」とお電話を切りましたが、

言葉にできない緊張感が襲ってきました。

 

たぶん、鍼灸院にお越しになる患者さんは、

どなたもこのように悩んで、考えて、

いろいろと相談して、

そしてお越しになるのだろう、と

改めて感じたからです。

 

やはり、日本における鍼灸のイメージは、

どうしてもネガティブなものです。

 

そして、それをはねのけて

鍼灸院の扉を叩く患者さんの決意は、

いかほどのものか、と考えると

身の引き締まる思いがするのです。

 

私は、日本における鍼灸に対するイメージを

変えていきたいと思っています。

 

「鍼灸というもう1つの医学がある」

という認識を皆さんに

持っていただけるようにしたい。

 

しかし、私にはまだ

社会を変えるほどの力は持っていません。

 

今、私に出来ることは、

不安を感じながらも鍼灸を受けてくださる

患者さんの心に寄り添いながら、

ツラい症状を緩和させること。

 

「鍼灸ってホントはスゴいんだ!」と

実感してくださる方を増やしていくこと。

 

これなんですよね。

 

千里の道も一歩から。

 

やはり、これからも患者さん一人ひとりと

真摯に向き合っていこう、と

改めて思った出来事でした。

 

ちなみに、上述した腰痛の患者さん、

笑顔でお帰りいただきました。

 

 

その後も継続して通院していただいていますが、

日増しに明るい表情に変わってくるのが

とても嬉しく、私も幸せを感じます。

 

日本を笑顔にする鍼灸、

みなさんに伝えていきたいです。

 

 

誠真堂鍼灸院 東洋史

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