昨年、私の祖母が亡くなり、父が喪主をつとめ、身内だけの、小さなお葬式を執り行いました。



しかし、某CMの小さなお葬式ではありませんのでご注意を。



近年は、コロナ禍の影響もあり、どこも家族葬的な小さなお葬式ができるようになっています。



我が家の場合、セットプランで、基本プランは、40万、60万、80万円。プラス、オプションでした。



セットには、一般的に想像できる、遺影やお花、棺などの他、式の最後に流すスライドショーやセットされた遺影やお花の前での記念撮影などが含まれており、驚きました。



家族葬(親族もおりました)の場合、スライドショーはいる?という疑問。



写真を持っていくと、繋げて流してくれるのですが、それぞれが同じ写真を持っていますし、元々あるアルバムなどを見れば十分ではないかと。



あと、記念撮影。我が家はお断りして撮っておりませんが、セットに入っているので、祭壇やホールの写真が撮影され、台紙に貼られ、後日、二組も送られてきたとのこと。



今や、お葬式でも記念に撮影するのが、主流なのでしょうか。



亡くなった本人は、その写真を見ることもできませんし、あとあと、それはどうしたらよいのでしょう。



私個人としては、お葬式の記念写真は入りません。それよりも、それまでの思い出に、想いを馳せる方がいいのではと思ってしまいました。



このセットプラン(真ん中の60万を選んだそう、少し前にも身内に亡くなった方がいて、その人に合わせて)にオプションで引き物(お通夜や葬儀などで頂く紙袋に入ったもの)やハガキ、食事などなど、プラス必ず必要なサービス料一律6万円。



深夜料金(警備)などが含まれているのだと思いますが。これらを、合わせると160万程。(確か割引されてこの価格)



これ以外に、お供えとしてのお花代やフルーツのかご盛りなどは別料金になります。



また、これだけでは、葬儀が行えないので、お坊さんを呼ばねばなりません。こちら65万。(四十九日までで)



四十九日には、法要に、お食事。

いくらかかかります。



全部合わせるとざっくり、250万程。



驚きの価格でした。



セットプランを40万にして、後から思えばつけなくてもよかったのでは、的なオプションを外しても、200万程はかかりそうです。



祖母場合、それだけの式をあげられるだけの貯金がありました。



ですので、金銭的に困ることはありませんでした。


しかし、これを自分に置き換えたらどうでしょう。


両親もこの金額を目の当たりにし、葬儀代は残しておかないとと思ってくれていますが、まだまだ長生きするであろうこの先、病気や介護で資金が必要になることだって、普通にあるでしょう。



私たち夫婦は、まだまだ働き世代。



しかし、子育て世代。



子どもを育てながら、老後の資金づくり。

老後2000万と言われている中に、葬儀代は入っていないはず。



我が子には、最期に迷惑をかけないように、資金づくりをせねばなりません。





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