娘とは毎日いっしょに寝ています。
布団に入ってから、今日のできごとや明日の予定を話したり、その時に直して欲しいことがあれば、サラッと話したりします。(お茶やジュースを飲むとき、ぶくぶくするのやめれるといいね とか、爪噛みをよくするので、ママは娘ちゃんの爪切りしたいんだけど、伸ばせるかな〜とか)冷静なときに話すと意外と伝わっていて、自分で気をつけようとしている時もあります。
そして、最後には『娘ちゃん だいすきだよ』『生まれてきてくれて ありがとう』と伝えています。
言葉が話せるようになってからは、娘からも『ママ だいすきだよ』『ママ うまれて ありがとう』と拙い言葉で伝えてくれて、言われるとこんなにうれしいのねとニヤニヤしています。
先日、娘の曽祖母が亡くなりました。
娘が生まれたときはコロナ禍が始まったばかりの頃で、すぐには会えなかったのですが、7ヶ月を迎える頃、初めて対面しました。
その頃には、寝ていることも多く、手のしびれもあったのですが、久々のひ孫誕生を喜んでくれて、抱っこもしてくれました。
最後の方は、孫であるママのことは、もうわからなくなっていましたが、ひ孫である娘のことは、『あの時の赤ちゃん?こんなに大きくなったの?』と毎回同じ会話をするのですが、赤ちゃんの印象のままずっと覚えているようでした。
娘も、会いにいくといつも、一緒におやつを食べていたので、〔おやつを一緒に食べるおばあちゃん〕として覚えていました。
息を引き取ったときも、寝ているかのように自然で、娘は、いつものように寝てるとしか思っていなかったと思います。
ただ、いつもはバイバイするのに、その日はしなかったので『てーて、ないね』と言っていました。
娘に対して、曽祖母のことを、どのように伝えたらよいのか悩みましたが、お絵描きをしている時に、虹を描いて、
『ばぁばは これからこの虹の橋を 渡るんだよ』
『渡ったら お空に行けて お星さまになるの』
『お空から 娘ちゃんのこと 見てるよ』と伝えました。
すると、娘は『娘ちゃんち ここだよ〜』と手を振っていました。
『娘ちゃんも おそらに いきたい』というので、『虹の橋を渡って お空に行くのは 娘ちゃんが おばあちゃんになってからね』と伝えました。
どこまでをどのように理解できているのかは、わかりませんが、娘が『お別れ』できるように伝えたいと思いました。
2歳の娘には、まだまだ生も死も難しいと思います。
けれど、その年齢に合わせた伝え方をしていくことで、娘なりにいろいろ考えていると思うのです。
子どもだけれど、ひとりの個として、尊重しながら向き合っていきたいと思っています。
いつか娘にも読んであげたいと思っています。