本来は、小学校に入ってから勉強すればいいのですが、保護者の心配を理由にしなくても、子ども本人が
勉強したーい!
ということもあります。
勉強、にいいイメージを持っているのですね!
それをわざわざ崩さないでいいと思います。
兄や姉がいると、何故か
そんなえーもんちゃうでー!
とイメージ崩そうとすることもあるでしょうけど、なにも保護者がそれをしなくてもいいと思います。
以前、子どもがあまりに楽しみにしているのをみて、学校って大変なことも多いよ…と、つい声をかけてしまったというお母さまからご相談をいただいたことがありました。大変、と言われて、不安に駆られてしまったようです。軽い気持ちで、そんなことを言わない方がいいですよ~_~;
さて、算数。
数を数えられるように…と、
いーち、にー、さーん、しー、
と数えることを教える方が結構いらっしゃるのですが、それが数であり、その数には役割があり…ということは、数字を唱えることだけでは理解できません。
それよりも、
おやつのお菓子を分けるときなどに、
3個ずつチョコレートを配ってね
おせんべいを2枚ずつ分けてね
というように、具体物を数える作業を繰り返しさせてあげてください。
お料理のお手伝いで、ハンバーグやクッキー、ドーナツを形作るときに
みんなが2個ずつ食べられるようにしてね
と頼み、
全部でいくつ出来上がったかな?
3個ずつにした方が、いっぱい食べれたと思う?
ときいてみるのもいいですね。
(考える力、って、こういう積み重ねから養うものです。)
本当は、算数は日常生活と密接に関わるものですから、算数ドリルを黙々取り組むよりも、このような実践の方が子どもにも楽しくしっかり理解できるのは当然ともいえます。