もう昔話の域ですが。

かつて、女の子に人気の先生は、バレンタインデーに、それはもうたくさんいただき、華やかなデスクは圧巻でした。

そして、ホワイトデーになると…ちょうど忙しい時期にも関わらず、大変な手間暇をかけてお返しの手紙を書いてきておられました。

徹夜でしょうか、眠たそうでしたが、その姿にはただただ頭が下がりました。

適当に渡すものとの差は明らかで、きっと女の子たちの思い出に残ったことでしょう。


私は、バレンタインデーには、フェアトレードのチョコにお手紙を添えて渡していました。

感謝をこめて、きらびやかなチョコを贈りたいのは山々ですが、数をたくさん用意することを考えると、まとまった額になりますから、その分で困っている子どもたちに寄付をさせていただきます…と。

これは、喜んでくださる方がほとんどでした。
もらうのは悪い気しないけど、ブランドチョコやパッケージに興味のない方も少なくなく、どうせ持って帰ってもパートナーさんやお子さんの口に入るのは中身の方ですしね!
何より、なかなか寄付の機会がなくて…という方も少なくなかったようです。


プレゼントには、その人、人生観が垣間見えますね。
それがわかっているからこそ、選び迷うという側面もあるのかもしれません。