文化の秋ですね。
立冬過ぎると、冬の気分…気忙しさもありますが。

いろいろな学校で、文化的催しが開かれています。
どんぐりっ子たちの、頑張ったよ!や、もう二度と参加したくない!や、何のために…というつぶやきが、大きな子たちからは直接、小さな子たちは保護者さま伝いに、聞こえてきます。

実は、大人も…教員を含めて…賛否両論だったりします。私の恩師は、全員に一律に同じことをやらせようとする風潮を趣味が悪いよな~と一蹴していらっしゃいました。その小学校の吹奏楽部を連続日本一に導いた方でしたけど。

本当は、いい加減、努力が実るか否かは人による、ということをハッキリ認めて、教育を立て直さないといけないのですよね。


眠れないほど緊張して舞台にあがっても、思うように実力を発揮出来ない子も、練習を度々さぼってきたのに、いつもの数倍うまく出来ちゃう子もいます。どうしてもやる気の出ない子も、同じ子でもその日は出来ない場合もあります。

そんなの、実技科目に限った話ではないのですが、発表の機会があるばかりに、誰の目にも明らかにされてしまいます。算数では、あんまりそういう機会はありませんね。

人前に出る貴重な機会と捉えて…と胡麻化されることが多いのですが、そんなの、やりたければ学校の外にいくらでも機会があります。

日本の学校にだけ通っていると、当たり前のことでも、世界を見回すとやっていない国が圧倒的で、それで誰も困っていないなんてことは山ほどあります。(今度まとめて書きますね。)

文化発表会に出なくてはいけなくて、考えるだけで気持ちが悪くなってしまうなら、当日は、学校をお休みしたらいいのでは、と私は本気で思います。だけど、お家の人や、学校の先生、スクールカウンセラーさんがお話を聞いてくれそうだったら、まずは  そうだんしてみましょう。あんがい、気持ちを分かってもらえると思いますよ。

少なくとも私は、ドキドキしてねむれない、とか、ごはんが おいしく食べれない、手がふるえちゃう、なみだが出ちゃう、という こと、わかります。私にも けいけんがあるからです。ホントにたくさんあります。

そして、それでも ちゃんと、人の役に少しはたって、毎日楽しく くらせる大人になれます。ごしんぱいなく!