私は、子どものころから体調の良くないことが多くて、大人になってだいぶ元気な日が増えたなぁと自分では思っているのですが、今回は風邪をひいてから二週間以上が経過してしまいました。
もう、自分では、こんなもんでしょーと思っていても、まわりの人はとてもびっくりします。

とくに、ずっとこんな感じでいることを知っている人からすると、そんな風でよく四人も子どもを産んで育ててこれたねぇ、とあきれるやら驚くやら、のようです。

そうです、その上、フツーに大学行って、お仕事してます。ときどきになりましたが、ボランティアもしています。

どうしたらそんなことが出来るのか。

家事も、ほとんどは私がやっています。本当に、少しだけ、子どものお手伝いもありますが。大量の買い物をする姿を見ただけでウンザリしないの?とママ友に言われたことは一度や二度ではありません。

子どもと過ごす時間は、何よりも大切にしています。その質がだいじとよく言われますが、その量の大切さに私の興味はあるので、家族みんなで過ごす時間だけではなく、子ども一人ひとりのための時間を確保しています。生まれたばかりからそうしてきたので、恐らくウチの子はそれが当たり前だと思っています。もしかしたら、自分のところに子どもがやってくるまでわからないかもしれません。…いえ、案外わかっているのかな?ときどき、お母さんと二人だけで◯◯したい、というようにアプローチしてきますからね。

子どもにとって、母は一人だけです。さまざまな事情がある場合でも、心理的に母なる人は一人だけです。だから、きょうだいの何番めとか、関係ないのです。自分と母、という二者関係が世の中のすべて。そういうところからしか、自分を育てていけないように人間はなっています。

だから、子どもの方から手を振る日がくるまで、私は彼らのたった一人のお母さんとして振る舞おうと決めています。そして、その日がきたら、笑顔で手を振ってお別れする覚悟です。

母との二者関係で人を信じることが出来るようになるのは、自分を信じられるようになるからではないでしょうか。

誰かのことを愛するのは素敵なことですが、それだって、その誰かを愛する自分を愛しているってことなのです。自分をちゃんと好きじゃないと、誰のこともちゃんと好きになれないってことですね。

命の連鎖が丁寧に続けられるよう、まずは自分となかよく、です。病弱だろうが、なんだろうが、それもふくめて自分を受け入れてしまえば、どうってことありません。

持続可能な教育…なんて、ややこしい概念があるんですが、まずは自分となかよくすることから、ではないでしょうか。

子育て中の忙しい人ほど、自分を大切にしましょうね。