日本語を母語としない子どもと親のための進路ガイダンス

千葉会場 10月13日(月・祝) 13:30~16:30 千葉大学教育学部


今日は、私はお手伝いに行けませんが、
「にほんご」を「ぼご」としない、こどもたちが とてもこまっていること、
それをなんとかしたい「ちからに なりたい」と思っている人たちが いるので、
どうぞ、ちばだいがく まで 行ってみてください。

にしちばキャンパスです。

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どんぐりの教室が柏にあったとき、本の貸し出しをしていました。
それが、案外おとなにもこどもにも好評で、もう何年もたっているのに、
「あのときに読んだ本、もう一度読みたいので正しい書名を教えてください」
などのご連絡をいただきます。
そしてそのたび、やっぱり、どんぐりの固定の教室を持とうかなぁと思わせられます。

ま、それまでの間、もう少し積極的に本を紹介しようかな。

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日本の人口がびっくりするぐらい減ってきていて、そう遠くなく、都市の機能などを
損ねてしまうほどに減ってしまうというニュースを覚えていますか。

そして、あまりにも減ってしまうと国としてやっていけないレベルになるんですね。
だからというわけで、外国人の人にもっと定住してもらおうよ!なんて言っています。
けれども、今、日本に暮らしている外国人の人たちが幸せに暮らせているか?というと、そうとも限らないのです。
それどころか、大幅に人権を損ねられている。
もちろん、このままではいけない!ということで、では何をしていけばいいのか?と考えるときの参考になる本を。

多文化であることとは――新しい市民社会の条件 (岩波現代全書)/岩波書店

¥2,484
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外国人のことだけではなくて、人権や差別、そしてこれからの教育には欠かせないであろうシティズンシップ教育について、非常にわかりやすく、かつ深く考えさせる本です。

秋の夜長、読書に親しみ、これからの時代を考えてみませんか。