「どんぐり方式」とは。
糸山先生が作られた
「良質の算数文章問題」を読み聞かせ、
聞いたことを絵にして解いていく、
算数の学習法です。
糸山メソッド 絵で解く算数(低‾中学年版) (アエラキッズブック)/朝日新聞社
¥1,296
Amazon.co.jp
算数の教科書などにも「文章題」は出てきますが、
それは例えば
「リンゴが3こあります。1こたべると、なんこ のこりますか」
なんて調子ですね。
子どもたちは、こんな問題に出会ったとき、どんな風に考えようとするでしょうか?
とても残念なことに、
学校で先生が、本当に教えようとしていることよりも
「出てきた数字を適当に式にすれば、答えが出るはず!」
という経験(これもヒドゥン・カリキュラムですかねぇ)の方が
しばしば優勢です。
先ほどの問題を前に、
「3と、1、でしょ。じゃあ3+1=4、かな?」
なんて言うことも、よくあることです。
1年生ならば仕方ないかな…と思ってしまいがちですが、
この調子で高学年まで…ということもしばしば。
これって、算数の成績がどうこう…という問題に留まりません。
算数を学ぶ中で期待されている論理的思考の形成が出来ないのですから、
算数だけでなく他の教科も、
そして、成績だけではなく、人生の問題なんです。
そもそも、どうして子ども時代には「必ず学ぶこと」が指定されているのか。
成績をつけるため、ではありません。
一人ひとりの子どもが、それぞれの人生を思うように全うできるように
人間形成を思って「義務教育」がデザインされています。
そして、ただ教わるだけではなく、
教わったことを材料に、あれこれ考えて、
たくさんの「ひらめき」や「きらめき」を得て、
文字通り身につけることで
それぞれの年齢に相応しい人になることが期待されています。
すっかり知られるようになった「生きる力」も、
まさに、その子が人権としての学習権を保障されていれば、
自らの人権を損ねない人になれる…という力でもありますね。
ただ、今の学校教育だけでは、
「教わったことを材料に、あれこれ考えて」
の部分が欠落してしまうのです。
いえ、学校教育だけのせいにしてはいけませんね。
家庭教育にも社会教育にも問題大ありです。
社会に問題ありです。
いずれにしても、
保護者の工夫で変えることが出来るのは家庭教育です。
しかも、少しの工夫です。
面白い問題文を読み聞かせてあげて、
「絵を描いてね」
って言うだけですからね。
それが、「どんぐり方式」です。
最初に選びたい学習方法 「どんぐり問題」の効果と使い方・上(年長~小3向け)/どんぐり書房
¥842
Amazon.co.jp
→ どんぐり教室ホームページ
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それは例えば
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なんて調子ですね。
子どもたちは、こんな問題に出会ったとき、どんな風に考えようとするでしょうか?
とても残念なことに、
学校で先生が、本当に教えようとしていることよりも
「出てきた数字を適当に式にすれば、答えが出るはず!」
という経験(これもヒドゥン・カリキュラムですかねぇ)の方が
しばしば優勢です。
先ほどの問題を前に、
「3と、1、でしょ。じゃあ3+1=4、かな?」
なんて言うことも、よくあることです。
1年生ならば仕方ないかな…と思ってしまいがちですが、
この調子で高学年まで…ということもしばしば。
これって、算数の成績がどうこう…という問題に留まりません。
算数を学ぶ中で期待されている論理的思考の形成が出来ないのですから、
算数だけでなく他の教科も、
そして、成績だけではなく、人生の問題なんです。
そもそも、どうして子ども時代には「必ず学ぶこと」が指定されているのか。
成績をつけるため、ではありません。
一人ひとりの子どもが、それぞれの人生を思うように全うできるように
人間形成を思って「義務教育」がデザインされています。
そして、ただ教わるだけではなく、
教わったことを材料に、あれこれ考えて、
たくさんの「ひらめき」や「きらめき」を得て、
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それぞれの年齢に相応しい人になることが期待されています。
すっかり知られるようになった「生きる力」も、
まさに、その子が人権としての学習権を保障されていれば、
自らの人権を損ねない人になれる…という力でもありますね。
ただ、今の学校教育だけでは、
「教わったことを材料に、あれこれ考えて」
の部分が欠落してしまうのです。
いえ、学校教育だけのせいにしてはいけませんね。
家庭教育にも社会教育にも問題大ありです。
社会に問題ありです。
いずれにしても、
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しかも、少しの工夫です。
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