今日のテレビ寺子屋(フジテレビ系)は山﨑洋実さんがスピーカーでした。

正直、目新しい情報は何もないのだけれど、子育てという逃げられない大変な仕事をしている…という感覚が芽生えやすい世界にいる女性にとっては、気持ち改まるいいお話だったのではないでしょうか。

人は人、という当たり前のことって、我が子にも言えることで、自分の価値規範でジャッジしてコントロールしようとしても無駄!っていうこと…私も繰り返し言っていることではあります。

ただ、ジャッジ&コントロールこそが子育てだ、と思っている人には、それを変えるのが難しい。得てして本人もそうやって育てられていたりする。何といっても、日本の学校教育はそれが当たり前になっていますし。

だから、山﨑さんのような前向きタイプの人が方々でお話されるのって意味あるなぁと思います。

教育という業界こそがいち早くジャッジ&コントロールから抜け出すべきなのですが、その“中の人”も、ジャッジ&コントロールにおびえながら生きてきているので難しいんですよね。

自分で考えて行動して人生を作っていくという幸せの種を子ども時代に奪われてしまうと、社会全体が誰かの基準を気にしながら生きる、何だか自立し切れないものになってしまうような気がします。

子育てって、社会から切り離されてしまう気がしがちだけど、社会を切り拓く最前線にいるのだと、誰もが自覚的になれるといいなぁ。