一週間ほど前にふと目にした記事に、釘付けになった僕
六道珍皇寺という京都の寺に<冥土通いの井戸>があるという内容だった→コチラ参照
全くそんな話は知らなかったが、どうやら<この世>と<あの世>を自由に行き来した”おののたかむら”という人物がいたらしく、あの閻魔大王に仕えていたという。
その人物が井戸を使って<この世>と<あの世>を行きした分岐点の「六道の辻」。
その内容の記事を見た瞬間、すぐに感じた。
「見に行きたい~」
・・・・というか、
「絶対に見においで」という声がどこからともなく聞こえてきたのだった
もしかして、冥土からの声だったのだろうか
そして本日、ようやく行くことが出来た
しかも、何故か今日のテレビ番組でここの場所が特集されたらしいよ
これは単なる偶然か
京阪電車の「四条」駅から10分ほど歩いたところにその場所はある。
ちょうど、清水寺へ行く少し手前だ。
「あの世への入り口」だとさ
中へ入るといろいろと丁寧に説明してくれる語り部が数人いた。
そして、僕はある絵に衝撃を受けた
それは、迷ったあげくに本邦初公開することになったという地獄絵「熊野観心十界図」だった。
しかも、9月30日までの限定公開で、その後は封印されるらしい
江戸時代初期の絵であるため、痛みがひどく、今後の公開はしないのだとさ。
この絵、言葉では表しにくいくらい凄い絵だ
誰が書いたのかは謎らしいが、人の一生、天上の様子、三途の川、そして、餓鬼や畜生が針の山や火あぶりにされる様子などの地獄絵図が激しく、生々しく、残酷に描かれている
僕はしばらくこの絵に見入ってしまい、時間が経つのも忘れるほどだった
この絵は絶対に必見ですよ(撮影禁止のため、生でしか見れないし・・・)
いや~、ほんとグッドタイミングでいいものを見ることが出来た
10月に入ればもう二度と拝めないわけやからねー。
そして次はついに、僕は冥土への入り口である井戸を見学することに
あっ、途中の中庭をじっくり見ると、何とこんな葉を見っけ
ハートの葉っぱ(見えるかな)
なんかいい感じやんかいさ~
つづく