みなさまこんにちは。いよいよ夏本番を迎えますね。暑さや風雨による災害がなく、健康に過ごすことができればいいなと思っている今日この頃です。

 今回は、1周年を迎えた、2024年度の第1回岡崎東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会の観察会だよりをご紹介します。

 次回は、2024年8/10(土)「サギソウを見に行こう」を開催します。(本ページ下部に詳細を案内しております) 暑い中の開催となりますので、ペットボトルなどをお持ちの上で、ぜひご参加ください。また、西三河自然観察会の新HPがオープンしました!今後の観察会の予定が確認できます、以下リンクより、ぜひアクセスしていただければ幸いです。

 

 

 今回の観察会では、駐車場を出発する前に、ベテラン指導員による葉っぱにまつわるアクティビティを実施しました。みかんやアカメガシワ、モチツツジなどの葉っぱを3人1組で観察しました。キーワードは、「493731」です。これ、どういう意味だか分かりますか?そうです、「よく見なさい」です(笑)。普段は気にしていなかった葉っぱの手触りや、匂いに関心を持っていただきました。

 よく見てみよう!


 9:20には駐車場を出発しました。目を瞑ってみると…「キョ・キョ・キョケ・キョ・キョ」「テッペンカケタカ」「トッキョキョカキョク」のようなホトトギスの鳴き声をしばらく聞くことができたり、テイカカズラの花の匂いを感じ取ることができたりと、そよ風を感じながら楽しむことができました。私も参加者同様、はじめて栗の花をじっくりと観察したわけですが、雄花の穂の手触りや、かすかに匂う甘い香りがしました。6月という初夏の時期にも、多くの花が観察できることに、皆さんから驚きの声が上がりました。

 

 10:00に小呂池に到着。スイレンやコウホネが咲く様子に参加者の方から歓声が上がりました。トノサマガエルがちょこんと座っている様子も観察できました。

 小呂池を巡る

 

池の周囲を回って、松林ゾーンに到着。今回も「エビフライ」がありましたよ。

湿地入口には10:50に到着。今回もおかざき湿地保護の会の名倉さん、市川さんに、小呂湿地をご案内いただきました。参加者の過半が、初めて小呂湿地に訪問するということで、湿地の姿に大きな関心を寄せていただきました。晴天だったため、トウカイコモウセンゴケの赤い花とモウセンゴケの白い花をじっくりと観察することができました。また、カキランがちょうど見頃になっていました。湿地のあちらこちらで観察することができたので、とても良かったです。これも湿地を「保護」しているからこそ見られるものなのだ、と言う点を多くの参加者の方に理解していただきました。

 カキランが咲き始めていました!

 

 赤・白 色とりどり

 

 次回の観察会は…

 2024/8/10(土) 2024年度第2回 岡崎市東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会

 集合:9時 岡崎市東公園北駐車場 目安3時間ほど

 テーマ:「サギソウを見に行こう」 荒天中止です。

 市政だより「おかざき」にもお知らせがのっています。 申込不要! ぜひご参加を!

 詳細は、西三河自然観察会のHPもご参照ください

 

 

 それでは、今回もお読みいただきありがとうございます。

 引き続きよろしくお願いいたします。