みなさまこんにちは。

 ようやく秋の雰囲気が感じられるようになってきましたね。

 今回は、暑い中8/12(土)に当ブログの中の人が主催した、第2回岡崎東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会のかんさつ会だよりをみなさまに共有したいと思います。

 ※この記事は予告無しに公開を中止する場合があります。


 9:00頃に駐車場を出発し、ゆっくり歩きながらメジロ、コゲラ、シジュウカラなどの群れや、絡み合ったつるを発見!また、葛の葉の匂いを嗅いでみたり、カラスウリの実や種を観察して、「大黒さん」や「コアラ」などの感想がでたりと、「不思議だな」、「面白いな」と感じることができたかんさつ会になりました。また、テーダマツが道に沢山おちており、その様子も観察。触ると痛いとげとげの状態から、まるでたわしのようになった松ぼっくりまで見ることができました。

カラスウリ かわいいしま模様

 

大黒さん?それともコアラ?

 

とげとげやんちゃ坊主から、たわしへ

 

 湿地では、第1回に続き、おかざき湿地保護の会のみなさまにも小呂湿地をご案内いただきました。サギソウがちょうど見頃を迎えており、なぜサギソウの花がギザギザしているのか、一緒に考えました。昨年発表された論文では、スズメガがサギソウのギザギザに捕まって吸蜜することで、受粉率が上がるとされており、参加者の方におかれましては、興味をもって観察いただきました。なお、今回は熱中症対策のため、現地で冷たい飲みものを用意しました。

 

やはり美しい...サギソウ

 

早くもサワギキョウが咲いていました。

 

トウカイコモウセンゴケが咲いていました

 

モウセンゴケも暑さに負けじと咲いています。

 

 湿地でたっぷり時間を取った後、帰りは小呂池に立ち寄りました。花で溢れる美しい池でも、外来種で構成されることに、参加者からは驚きの声が上がりました。今回は水草に関して知識のある方もいらしており、それぞれが観察して様々な感想が出た点が良かったです。

 

小呂池に咲くハゴロモモとスイレン

実は持込まれた外来種です・・・が花は美しいですね

このような植物は池の大半に繁茂しないよう、管理が必須です。

特にスイレンは繁殖力が強く、一時的に株を取り除いたとしても、種子から発芽した大量の小さな株が翌年に再び繁茂してしまう場合も多いです。場合によってはすべて抜き去る必要も出てきます。

 

このかんさつ会のハイライト

 

咲き誇るサギソウ 素晴らしかったです。

サギソウ,サギソウ,サギソウ・・・

 

 次回は10/14(土)「秋の花々を楽しもう」を開催します。ぜひみなさまご参加ください。

 

~~~岡崎東公園・小呂湿地しぜんかんさつ会~~~

主催:西三河自然観察会

日時:年4回(2,6,8,10月)第2土曜日開催 9:00~12:00

集合:岡崎東公園北駐車場最上段

皆さまのご参加をお待ちしております。