車中に子ども2人を放置して、知り合いの家に行っていた母親は、3週間前にも子どもを車中に放置し、警察からの指導を受けていたという報道がありました。

 

知り合いの男性は彼氏だったのか、これから彼氏になるかもしれなかったのか、子どもの存在を知られたくなかったからなのか・・・。

 

この暑さの中、母が車中に子どもを置き去りにしてまで、出かけなくてはいけなかった理由が何だったのか、保護者としてどうだったのか?ということに向き合える状態なのかが気になります。

 

せめて子どもを預けて・・・と思うところですが、子どもを預けるにもお金がかかります。その費用を用意できるかどうかも、お金を出して安全に子どもと離れられるか、安全をどう守るかということになりますが、この母親がシングルで収入が不安定な状態だった場合は、そんな事より、自分のやりたいことのほうが大事になってしまい、この暑い中車中に子どもを置き去りにしたらどうなるかという想像よりも、少しくらいなら・・・

という発展になってしまうのかも知れませんね・・・。

 

つい最近も、2歳の子どもを家に残して、熱中症で亡くなったというニュースが流れたばかりですが、そういったニュースから学ぶという機会も少ない可能性もありますし・・・。

 

親になったら当たり前に判断できるはず

 

そんなことは、ありません。

大人と称された年齢に達したからといって、的確に判断できるとは限らないです。

 

現に、子育てのベテランとされた祖母の立場になった人ですら、子どもの安全の為の行動がとれるとも限らないのです。

私が関わったご家庭で、孫がアレルギーになったことが自分の家系のせいではない、嫁が気にしすぎるからアレルギーになったんだと相談に来た祖母がいました。

 

いったい今は、何時代なんだはてなマーク

 

と思いましたけど、この母親の感覚と、この祖母のアレルギーの受け取り方の感覚に近いものを感じるのですが、何が言いたいかというと、これくらいのことで騒いでと判断する”大人”も、少なからずいるので、的確に子どもの安全を優先できるとは限らないということです。

 

大人か大人じゃないか、子育て経験があるかないかに関わらず、判断を間違えたことでの事故も多いのではと思います。

 

この母親は、一度、警察の指導が入っているという事なので、恐らく通報されたという経緯があって、上申書を書いたのだと思うのですが、この母親にとっての上申書は、ただの通過点にしか過ぎなかったのではないかと思います。上申書の意味も理解していないのでは・・・と。

書けと言われたから書いた程度の書類なのではないでしょうか・・・。

 

母子支援施設も、足りていない状況です。

施設ばかりでなく、親の役割を教えるシステムも、必要だと思います。

 

本日二度目の投稿でした。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。