本日のカードメッセージ
「The Master/マスター」

思考の召使いになってはいませんか?

ネガティブな思考だったり、過去の出来事、未来への心配に囚われ、そこから抜け出せなくなっていると、感情までが金縛りにあったように身動きがとれなくなってしまいます。

このマスターのカードは、思考のマスターになることを表しています。
つまり、思考を自らコントロール、支配することです。

当たり前のように聞こえますが、ネガティブな思考を消すことはなかなか難しものです。

ですが、アメリカ人の心理学博士のダイアー氏は、自らがコントロールしないで思考するままにさせておくことは、誰か他人の思惑で生きているようなものだと言っています。

また、「周りの人間や、ものが自分を不幸にするのではない。自分で自分を不幸にするのだ
自分自身の思考をコントロールでき、さらにその思考から感情が生まれるとすれば、感情に先立つ思考に働きかけることによって感情をコントロールできるはず。」
とも述べています。

ネガティブな思考の元となった出来事に「感情が嫌だと動いたから」
「感情が動くのは仕方ない」
確かに感情が動くのは仕方ありませんが、そここら自分がどう感じていくかの選択が出来るのです。

「〇〇のせいで」というと、「自分には責任がない」と言っているのと同じだそうです。
そうです、これが誰か他人の思惑で生きているような発言になっているのです。

『どんな感じ方も自分が抱いたものから生じ、自分に責任がある』
というスタンスでいくと、先程の「〇〇のせいで」は、
「私は自分の意志で不愉快を選んで嫌な思いをしている」
というふうに置き換えられます。
このように言い方を変えることで、だんだんと思考に苛まれる事が減るそうです。

それは「〇〇のせいで」と感じて、それに対して自分の意志で、責任を取る言い方に直すことで、冷静になり、客観的になれるからだそうです。

私は思考と感情についてはまだまだ勉強中ですが、しばらく前から、この方法を試しています。
最初は、「『〇〇のせいで』は、自分は絶対悪くないのに起こってしまった事に対してそのような考え方は理不尽だ」と、思っていました。
この考え方は、実は今でも多少残っていす。

てすが最近、あーでもないこーでもないという思考が減ったように感じていますし、クヨクヨしなくなったという自覚ははっきりとあります。

ダイアー氏は、「自分の心は間違いなく自分のものであり、自分の感情は自分でコントロールできると絶えず心の中で繰り返す必要がある。」
と言っています。
 
思考と感情のコントロールは私にとっても課題です。
感じ方に責任を持って選択して、自分を成長させたいと思っています。

明日から一週間ほどお休みさせていただきます。