eラーニングシステム構築オープンソースMoodleが選ばれる理由

昨今は、Webサイトの構築にもオープンソースCMS、MovabletypeWordpressが使われる事が標準的になりましたね。
私は企業サイトを作成する場合でも無料で使えるという理由で、断然Wordpressをおすすめしますが、
日本語サポートがあるという点ではMovabletypeの方が安心して導入できるかもしれません。
Wordpress書籍が充実しているので、
HTMLとCSSがある程度わかっていればカスタマイズしていけると思います。

さて、オープンソースCMSには用途によっていろいろ、Xoopsとか、Openpneとかありますが、eラーニングシステムを構築する目的で最も選ばれているのが、Moodleです。

Moodleの特徴は、インタラクティブなeラーニングシステムを構築できるという事です。これが最大の魅力です。

私はこの本を参考に導入しました。

例えば動画等を載せて、視聴することで学習できるスタティックな講義を充実することもできますが、学習ピラミッドという研究結果をご存知でしょうか?

視聴するだけ、話を聞くだけでは、学習内容は定着しない。参加し、実践することで学習内容は定着する、という海外の機関の研究結果です。

Moodleのインタラクティブ機能は、この点に照らし合わせて、とても理にかなっています。
こちらの動画も参考になります。実際にMoodleを活用している会社の事例に関する動画です。








Video streaming by Ustream

講義の後の段階として、例えばレッスンアプリを作成することができます。
学習者が質問に答えると、それに応じた次の画面が表示されます。
また、課題テストを作って、定着度合いを確認することも可能です。

また、フォーラムの設置もできるので、わからなかったところを相談したり、学習者同士が一緒に学ぶことができます。

講義動画の内容を充実させるのと同時に、Moodleのインタラクティブ性を活かす、これによって、eラーニングは実際にどこかの教室に通って、生の講義を受けるのと同等の学習効果を上げられる、そんな可能性を持っています。

実際に社の研修で現在導入していますが、WEBサービスとしても今後導入できると思っています。

次回は素晴らしい英語教材、ロゼッタストーンの事について書きます。
私もロゼッタ人です。