あまり意味がなかったもしれない、、
山代笛流で云うサイズ129は調子で云うと
何本調子になるか調べた結果‼️
※サイズとは歌口中心点と六孔中心点との距離
報告します。
いずれも八本調子です。
125も124もサイズは違いますが太さが異なるため同じ音の高さになりました。
山代笛の調律は、
八本調子の笛で、筒音がB (シ) 一孔D(レ)
二孔E(ミ) 三孔F(ファ) 四孔G(ソ)
五孔A(ラ) 六孔B(シ)
筒音と解放音の音が同じになるように作っています。※筒音とは全部の孔を閉じた音
調子の種類は 最も低音で長い一本調子から最も高音で短い十二本調子まであります。実際に作っているのは四本調子から十一本調子までですが。
数字が一つ大きくなるに従い半音ずつキーが高くなり長さは短くなります。
四本調子 筒音G 162前後
五本調子 筒音A♭ 154前後
六本調子 筒音A 145前後
七本調子 筒音B♭ 137前後
八本調子 筒音B 128前後
八本調子 筒音B 128前後
九本調子 筒音C 122前後
十本調子 筒音C♯ 116前後
十一本調子 筒音D 109前後
山代神楽笛は元々広島の芸北神楽(新舞・旧舞)のために作り始めた笛なので、三孔を閉じて吹くのが普通の吹き方です。大事な事は筒音がちゃんと出る事と筒音と解放音(三孔だけ閉じた音)が同じになる事です✨甲音(高い音)と呂音(低い音)を滑らかにつないで吹くには絶対必要条件です。
※この事は20年前に横田の平○君から教えてもらいました。
以上山代笛の掘り下げたお話しでした🤓