妹から喜びの電話
日頃介護や孫の世話、草取りなどで忙しい妹。
学生時代からモテモテで、親に期待されて育ち、就職してすぐ結婚したのが、農家の長男だった。
カルチャーショックで新興宗教にハマったりもした。
今では、愚痴を聴いてあげることしかできず痛ましいと思っている。
余裕がないせいか、些細な新情報を受け付けない。
ところが、
以前、『カボチャの六角切り』が面白く写真を送った。
ねぇねぇ、カボチャの切り方六角だか五角だか忘れて、恐る恐る六角目切ったらズドーンって落ちたの!びっくりした、すごく面白い!スッキリした。
少女のように喜んでいた。
妹のこんな声はいつ聞いたか思い出せない。
笑顔すら思い出せない。
何事にも興味を持たなかったのに楽しそうだった。
嬉しい。
