親からもらった、『体に傷をつける』罪深い行為。
私の場合は、『うつ』の辛さから逃れるため。

では、この『うつ』のはじまりは、いつからか。

精神科の診断書には『幼児虐待経験者』と記載がある。

今ならわかる。
しかし、虐待を受けていた頃はまだ幼児であり、『虐待されてる』と言う認識はなかった。

子供は親を選べない。
『死なない程度に育ててあげてる』からと言って、己のストレスの捌け口にしてはならない。
今のわたしなら、人それぞれストレスを抱えていること、理解できる。
しかし、その鬱憤を晴らすため、抵抗力のない子供を虐待してはならない。
『言葉』で『腕力』で、傷付け、殴る。

私の中に残り続ける、『痛み』と『恐怖』。

具体的なエピソードではない、『痛い』『怖い』だけが残るのだ。



妹の場合は『自慢』され『期待』されて、育てられたこと。

『そこそこできる子』だった妹。
親は『高学歴』と言う、親の願望を、子供に押し付けた。
私と同じように妹もまた、抵抗力のない幼児だったはず。
期待されるまま、『頑張り』、親の願望である『高学歴』をかなえた。

しかし妹は、抵抗なくできたから『できる子』でいただけで、他になにもなかったのだ。

大人になった今、妹の人生に、『高学歴』は何の役にもたっていない。
未だに、親に抵抗できない。
『自分の意思』で、思考したり、行動したりできない。


親の願望を、子供で叶えようとしてはならない。

せっかく、生まれ持った才能を潰してはならない。
自分はどう生きたいか、何をしたいかさえ分からず、迷子になってしまう。

子供は、親とは『別人格である』こと、肝に銘じるべきである。

決して忘れないでほしい。

これらの事がわからない人間は、親になってはいけない。

悲しみを繰り返すために、子供は産まれたくないはずだから。