びーにゃんが亡くなって、じわじわと悲しみが濃くなる日々を送っていた私。

そんな時、ようつべの、
『虹の橋』三部作のひとつを見せてもらった。

インディアンの伝説を、画像にしたものだ。

それは、動物と深く関わった、ひとと動物の話だった。

天国にわたる、虹の橋のたもとには、亡くなった動物や人々が明るい自然の中、自由に過ごしていると言う。

明るい日射しの中、楽しそうに集う動物や人々。

そんな中、暗く寒い雨の場所に、とどまり続ける者たちがいる。
ここにとどまり続ける者たちは、特別な結び付きを持った、残された人々が悲しみ泣いているからだと言う。
冷たい雨は、残されたひとの涙なのだ。

私は、閉じていた心の鍵があいたように、涙が溢れ止まらなかった。

『いつも幸せでいてね』

生きている時、口癖のようにいいながら、びーにゃんを撫でていた私。

亡くなってからも、『びーにゃんの肉体は死んでしまったこと』

現実から逃げるように、心の扉をしめ、穏やかを装っていた。
可愛く、いとおしく、支えてくれたびーにゃん。

私は、悲しかったのだ。
亡くなった時、号泣したかったのだ。

自分で、扉の鍵のありかがわからず、泣けないまま、悲しみばかりが深まっていたのだ。

溢れる涙に『ごめんね、ごめんね。』とびーにゃんに言った。

やっと泣けたあと、びーにゃんが『安心した、もう大丈夫!!』と言っているようだった。

部屋に飾ってある、びーにゃんの写真が違って見える。

ありがと。
もう、寒いとこから出ていいよ。




足の傷も、やっと先が見えてきた。