久しぶりに訪れた。

メリーゴーランドの砂浜。
ここはいい。

冷たい風、冷たい海。

今は冬だから、パーティーもない。
誰もいない。

メリーゴーランドだけ
ゆっくり回る。

年をとって、きしむ音がする。

濡れたテーブル。

散らばり落ちたピース。

いつひとつの絵になるのだろう。

色が滲んでる。

とうめいな思い上がり。
住み着いてるの知らなかった。

受け取りの瞬間だけ
いろをおび、
生き返った。

深い響きに、動けなく。
言葉も失う。

でも、胸は熱く、私の中の
溢れる思いは、ぬぐってもぬぐっても止まらない。
勝手に溢れ、私を掴む、捉えて離さない。

やがて、動けない痛みをともなう。

痛いのにもっともっと
きつく縛る。

痛みの繰り返しは
なんだったのだろう。

思い上がり。

ストーカー心理。

一般論であっても

真実に近いのであれば

私を打ち砕く。

私に出来ること
それ以上を望んだ。

思いだけの、透明人間。

色をおびたら、見えてるかも

そう望んだ愚か者。

蒼い海の底が

帰っておいでと

呼んでいる。