君は言った

広い知らない場所にいるでしょ?

たくさんは受けとれないの。

花と愛し合う

空は私を抱き締める

ねえ、こうして立ってるでしょう?

からだを風がすり抜ける
時、一瞬ほんの一瞬だけど。

私の中に何か残していくの。

何かわからない
私が自分から何かを
放つ時、風の残して行ったもの。
一緒に放たれるの、何かはわからない。

そう言って君は
花にくちづけ
風の中に
目を閉じたまま立っていた。

まるで僕はいないように。

君は空に手をのばして
言った。

空はひろく、高く、ふりそそぐ。

でも、あそこまで
行きたいって
思ったことは一度もないわ。

空はわたしを包むもの。
でも、泳いでみたいかな。
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