先生とお話
9時20分。

メディテーディドツリーの話しをした。
話す私は涙を流す。

先生はおかまいなく、自分のこと喋る。
笑いながら、喋りつかれたよと喋る。

私は話しをやめて、聴く側にまわる。
涙ながしても、微笑む。

声がかすれちゃってますね、とのど飴をてのひらで差し出す。
嬉しそうに、すぐ口に放り込み、また喋る。
『一日200人の患者さんと4分喋るとするだろ?えっと…。800分喋りっぱなしってことになるよねー。』

加湿器が空っぽのまま視界にある。

『加湿器使ったらいいんじゃないですか?』

無視。

『頑張り過ぎてるだろ。』

突然飛ぶ。え?

『頑張りは少しにするんだよ。』

少しにしてる。

『少しがわからないでいるんじゃない?
少しって人によって違うんだよ(^ー^)
君が4時間頑張りを使って、動けなくなったり、カーテンが開けられなくなるとすれば君にとっての少しじゃないんだ。
まだ、1時間ぐらいかな?
君の1時間の頑張りが、普通の人の8時間ぶんなんだよ。怠けてるんじゃない。少しの重さが違うんだ。
戻れなくなるって考えは捨てるんだよ。捕われてるうちは、少しの加減も掴めないし、戻れないんだよ。』

少年の様に笑いながら、
刺す様に的確なナビ。

素直に受け入れる私がいた。