タイトルほどの重さ、卑屈は今はない。

『別なお話し』

私が高圧線が張り巡らされていて、立ち入れない場所。
中央通り商店街の夜。
泉中央駅近辺の夜。

『ゆう』とか『ハガマコト』さん、今はこの人達が高圧線の切目を作ってくれる。
これ以外わたしは立ち入らない。

数年前に不用意に触れて、虫けらの様に焼け焦げて転がった。

その日、仕事を終えて焦る気持ちと戦いながら地下鉄に乗った。

時間も場所も把握していない、いい加減さ。

アーケードの何本もの通り、走った。
道行く人に、恥も外聞もなくすがるように尋ねた。
焦りばかりで、姿は掴めず時間ばかりが過ぎて行った。

流石に遅すぎたと認め、石のベンチに座りこみ、
自分の間抜けさを責めた。
クタクタで初冬の風が、胸まで突き刺さった。
素直に『いく先』応援してる。今でも変わらない。単純だから。
その無神経さが、触れたのかも知れない。
『サクッと、終わったさ』打ち上げ会場から、送られた返信。

私は虫けらだ。
ただ、虫けらだ。

思い知らされた夜だった

私は滑稽だと。

何本も何本も、矢は放たれ突き刺さった。
焼け焦げた虫けらに。

『忘れられない痛み』

誰もがひとつやふたつ持つ痛みのほんの塵くらい。