軽い眠剤のおかげで、嵐の様な夜は3時間後には去っていた。

安堵の中でお湯を飲み、ストメリンを使う。

充分に刄は、内にも外にも向けられたことを知る。
薬は10割負担避けられないこと、配慮しての最低限の処方だった。

私は、あがきを取り除く必要がある。

薬だけでは治らない、然し、今の自分は薬が先だとわかる。

服用と精神の安定。
優先すべきことは、このふたつだ。

過信してはいけない。
実は余裕のない状態であること、飲み込むのに手間取っている。

今の自分を越える欲、しなければならない事で、私の許容範囲は既に満杯になっている。

心に栄養を。

こだわる欲、焦ってはいけない。
孤独感軽くしたい欲、焦ってはいけない。

今優先すべきは、薬の服用と精神の安定。

精神の安定は、安心や優しさを持つことではない。
今の自分は、もっと低いところにいる。

良くも悪くも消耗するのだ。
安定のレベルを認識する。
衣食住を最低限満たすために使う分しか、今はないのだ。

ほんの少しの処方。
生きるために生きる
そこが歩きはじめなのだ。
『焦ってはいけない』
いい聞かせる言葉は、これだろう、おそらく。

暫し持てた、安堵の時間。
本物の朝が来る
待っている予定。

避けて通れないのであれば、エネルギーはそこだけに当てればい。

そうやって、まだ狭い許容範囲でしのぐのだ。

欲してやまない上向き思考。
安定のレベルはまだ不足している。

焦ってはいけない。