ファーストーーつまり、豚平君ーーは棍棒を持って部屋に入る。ブヒー仙人の後ろに立つ。
「棍棒など持ってどうする気だ!」
ブヒー仙人は後ろを向いたままだ。豚平君は言う。
「後ろが見えるとは…さてはニュータイプか」
ブヒー仙人がフッ、と言う。
「儂じゃよ。豚平君」
「誰?」
「儂じゃ」
「だから、知らないって。ヒント言ったら分かるかも」
「仕方ない。最初に『カ』がついて、最後に『チ』がつく4文字」
「我が友、師匠であり、カマキチか?」
ブヒー仙人はポカリと豚平君の頭を叩く。
「カメキチ!」
「おお、懐かしい。確かインドで行方不明になって、風の噂で仙人となって活躍しているとは聞いていたが…」
「共に修行した日々が懐かしいな」
2人は抱き合った。
「おーい、懐かしいのは分かるが、仙人、早く不思議なこと見せろよ」
「奇跡の再会というのは不思議じゃない?」
「そんなわけあるか!」
「ホンッと疑い深い奴め。望みを言え。豚平君が叶えてくれる。豚平君、一つ頼む」
「カマ…じゃなかった、カメキチのいうことならば…ブヒーよ、望みを言え」
「まずは傷を直してくれ。アルカイダにタマを蹴られて痛い」
よし任せなさい、と豚平君。
「造作もないこと。傷を見せなさい」
ズボンを下ろし膨れ上がったイチモツを見せる。
そこで豚平君はたまにキスをした。するとブヒーのタマはたちどころに治った。
ブヒーうなる。
これが本当のタマにキス。