今、地上波では、以前の朝ドラさくらを1日三話ずつ再放送している。

ハワイの日系4世のさくらが日本の私立高校でALTを経験しながら、父母、祖父母のルーツも知っていく。

松下家は白川が出身地、祖母は高山の出身で、さくらは高山の高校にいる。

昨日はさくらの父が、高校生に3世である自分のルーツとハワイ移民の歴史を語った。

なかなか、いい回であった。

1世はハワイのパイナップルのプランテーションで過酷な労働と貧しい生活の中で子どもを育てる。2世は英語と日本語を話しアメリカ国籍、中には子ども時代に親の故郷日本で学びハワイに戻るいわゆる帰米2世も。戦争中には米兵として日本と戦った。そして何もかもなくなった戦後に、学んだことは奪われないと悟り、子弟の教育に熱心になる。

松下さんの話は、戦争中の日系人収容所のことには、触れなかった。ドラマの長さからして、無理だったとは分かる。

さくら役の高野志穂さん、桂木先生役の小澤氏、沢田先生役の野口五郎さん、なかなか、いい味をだしている。若さの味だ。

取り巻く親世代や上司世代の俳優陣も、魅力的だ。

長澤まさみ?さんの初々しさ。


高野志穂さんは本格的な演技は初めてだったのだろう。しかし、未熟な発言をさくらがしていても応援したくなる。ひらりとは、ちょっと違います。

素のよさ、人柄の素直さが、朝ドラでスタートする女優の必要条件なら、高野さんは、大合格ですね~。

日系移民の話にはこれ以上触れないだろうか、注目したい。