むかーしの人の楽譜は、
同じ曲でもいろいろな楽譜が存在したり、
明らかに間違いだったり、
何がなんだかわからなくなるときがあります。

そもそも、今の楽譜の書き方が定着したのも歴史が浅いし、当時は細かいことを書かなくても理解したので省略している場合がありそうです。

そんなことを考えながら曲を考えるとちょっとおもしろいです。

要は正解はないのだけれども、そこに至るまでを丁寧に検討していける、というのが理想的です。
演奏者がいてはじめて音楽は成立しますが、
真相は作曲者にしかわかりません。
となると、書かれた楽譜そのものでひとまず芸術は成立します。