おしょりん@福井とゴジラマイナスワンとイコライザー3 | HOLD YOUR FIRE~似非ギタリストのひとりごと

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グモーニン。
11月になりました。
いつも言うけど、あっという間ですね💧














先週は福井に出張。












福井駅の前は恐竜でいっぱい。
















   






すっかり恐竜で有名な福井ですが、
福井と言えばで出てくるのが、鯖江のメガネ。






そんな鯖江が如何にメガネづくりを始め、世界に名を轟かすまでになったのか。


それを描いた映画『おしょりん』が公開されましたよ。







ウチのNさんに今回の福井出張の話をしたら、
「あの鯖江のメガネの映画が福井で先行上映しとるよ〜🔥」と言うではありませんか。


それはつまり連れてけということで(笑)。









で、時間こねくり回して、福井シネマワールドへ。








『おしょりん』



福井は豪雪地帯のため、冬は農作業が出来ず収入が無くなる村を助けようと、その村で生まれ育った増永五左衛門と幸八の兄弟がメガネづくりに全身全霊を注ぎました。
その史実をもとに、〝ものづくり〟の魅力と、実用品でもあるメガネに渾身の技術と魂を吹き込む職人と、そんの彼らを支える家族を描きます。


「おしょりん」とは、田畑を舞う雪が固く凍った状態を指す福井の言葉。
おしょりんになれば回り道しないで好きなところにまっすぐ行ける。
いくつになっても、どんな時も、夢に向かって自由に突き進もうという想いが込められた、挑戦と情熱と愛の物語。

明治37年、福井県足羽郡麻生津村(あすわぐんあそうづむら)の庄屋の長男・増永五左衛門と結婚したむめは、育児と家事で忙しい日々を送っていました。

ある日、五左衛門の弟の幸八が勤め先の大阪から帰郷し、村をあげてメガネづくりに取り組まないかと言い出します。
日本ではまだほとんど知られていないメガネだけど、これからは活字文化の普及で必ず必需品になるはずだと言うのです。

最初はそんな事あるかいとまともに話を聞こうともしなかった兄・五左衛門ですが、ある出来事で翻意。
意を決してこの無謀とも言える挑戦を決めて、村の人々を集めたのでした。

しかし希望いっぱいでスタートしたメガネ工場には次から次へと困難が待っていて、兄弟は何度となく挫折を味わいます。

へこたれそうな2人。
しかしそんな2人を信じ支え続けたのが、決して夢を諦めない強い心を持つむめだったのでした。

彼女に励まされた兄弟と職人たちは、〝最後の賭け〟に打って出るのですが・・・。





増永幸八・・・森崎ウィン
増永五左衛門・・・小泉孝太郎
増永むめ・・・北乃きい
増永末吉・・・駿河太郎
増永せの(兄弟の母)・・・かたせ梨乃
久々津五郎右衛門(むめの父)・・・榎木孝明
豊島松太郎・・・津田寛治
ほか


監督・脚本・・・児玉宣久
脚本・・・関えり香









福井推しポイント紹介「福井ニュース」からの流れで本編スタート→お見事(笑)。

史実ありきなので、最初から展開はだいたい想像出来る王道パターンではあるのだけど、出演俳優陣の熱演でとっても楽しめました。

特に北乃きいちゃんの「あの人のお嫁さんになるんだ」というワクワク娘からの、予想外(これは勘違いからなんだけど)の旦那様登場からの肝っ玉母ちゃんへの変身ぶりがお見事。

そして小泉孝太郎くんの田舎の昭和親父っぷり。
孝太郎くんの演技で初めて感心しました(失礼)。
森崎ウィンくんもいい。



昭和のど根性ドラマよろしく進めば進むほどどツボにハマっていく兄弟。
 
もう胸苦しくてしょうがないんですが、その度にそれを跳ね返す家族と仲間の絆・・・ひたすらそれを応援する映画です。


それにしてもなあ、幸八くん(ウィンくん)小悪魔やわ。
もうちょっとうまいことやれんかったか〜←とツッコミつつ。



エンディングが若干記録映画然としてしまったのがちょっとちょっとですが😅とても良い映画でした。


全国展開されるかは(やってる?)分からないけど、見つけたらぜひ観てみて欲しいです。












次✋







 

『ゴジラ −1.0』




『シン・ゴジラ』から、早くも次の新ゴジラ(笑)。

何とも意味深な予告編を見てびっくりしつつ、期待も膨らんできてまいりました。




そしてきのうの公開日、期待半分不安半分で朝っぱら7時20分の回(笑)で観てきました🔥









 


もう何本も何本も何本も作られ続けてるゴジラ映画。

もう各作品の関連性とかそういうもんは関係なくなってきて、各監督が「ゴジラ」をどう解釈してどう料理するかにかかってまいりました。



『シン』の庵野さんはお見事、ここ一番の衝撃作でした。


そして今回は『三丁目の夕日』、『アルキメデスの大戦』、『永遠の0』他の山崎貴。

さてどうでしょうか。




敷島は特攻隊員。
彼はある理由から飛行機の整備場のある島へ着陸。
しかしそこで謎の巨大怪獣(その島の人々はゴジラと呼んでいた)と遭遇してしまいます。
目の前で大暴れするゴジラ。
敷島は飛行機の機関銃を手にしながらも何も出来ず、整備場の人々は1人を残して全滅してしまいます。 

言いようのない「罪の意識」を胸に日本へ帰還するのだけど、空襲後の東京は焼け野原、両親も亡くなっていました。

ほとんどすべてを失った人々が日々を懸命に生き抜いていく中、1人子どもを抱いて東京を彷徨う典子と出会う。


しかし、これから国を立て直そうとする人々を脅かすように、あの巨大怪獣(ゴジラ)が東京に現れる・・・



出演

敷島・・・神木隆之介

典子・・・浜辺美波

すみこ・・・安藤サクラ

野田・・・吉岡秀隆

タチバナ・・・青木崇高

秋津・・・佐々木蔵之介

水島・・・山田裕貴

ほか





まず、ゴジラのルックス。

あの形態が変化していく不気味な「シン」よりは正統派。

でもちょっとマッチョ過ぎたかな〜(笑)。

そして今回の「戦後設定」。上手いです。

戦後だから敗戦国日本には軍隊がありません。

だから国を挙げてのゴジラ対策など出来るはずもなく・・・民間で、しかも超アナログな方法でゴジラに立ち向かいます。


しかし、絶望的にゴジラが強い。

空襲後、焼け野原の東京がさらに破壊されて尽くしていくゴジラ。

この絶望感と言ったら・・・。



今回、ゴジラとの戦いがもちろん主題ではあるのですが、死んでしまった人への悲しみと生き残ってしまった人の悲しみ。

そんな敷島=神木隆之介くんの心の葛藤、典子との出会いからのこれまた心の葛藤。

そして、元軍人たちとの出会いそしてこれまた軋轢葛藤。

こうした人間ドラマもじっくり語っております。

それが長ったらしいという人もいると思いますが僕は好き。



ゴジラ映画、もちろん今回もツッコミどころありありですが(笑)、それもまた愛おしいウインク


そして、神木&浜辺コンビのらんまん感(笑)。



ゴジラ映画は趣味じゃないという人にも観てみて欲しい作品であります。






次✋



僕が大好きなデンゼル・ワシントンの






イコライザーの3作目でファイナル。


優しすぎて強すぎるデンゼル。

素敵です。





今日はこの辺で。



ご機嫌よろしゅうに〜🖐