彼から電話があった。
恥ずかしいから
適当にぼかしてくださいね。
私も出来ればそうしたい。
でも
ジャーナリスト
の端くれとして
真実を曲げるわけにはいかない。
山○さん
この目で見たまま記録を残させてもらいます。
群がる女性の中から
彼は少し年増で優しい感じの小姐を選んだ。
他の小姐たちは、
@@;@;@;.@;;.::/:::/:/,:;@[::@[@:/]/:/:/,:;@;[@:.;::]]..,,:;[[//
と
選ばれた小姐に大声で叫んでいた。
中国語がまるでわからない私にも
それが呪詛の言葉だろうとは容易に察することが出来た。
彼は、他の小姐たちに
例の
子宮にもろに響くバリトンボイスで
すまない。
とだけつぶやいた。
女性達は一斉に頬を赤らめ
中にはへなへなと腰を落としてしまう子まで。
おそらく
パンティ
はびっしょり濡れているのだろう。
そんな小姐から私は今宵の相手を
選ばなければならない。
まさに
苦渋の選択
だ。
だって、そうだろう。
みんな、彼の虜なのだ。
何も期待できない・・・
やっつけ仕事をされることは
火をみるより明らかだ。
私は彼と同行したことを
少し後悔しはじめていた・・・
to be continue...