28kmを通過して、残り42km。
スタート前は42kmを過ぎたときに、「まだ28kmもあるのか!」という感慨が湧いてくると思っていた。
ところが、28kmを走ってきて感じたのは、すでに3時間近くも走った先に、フルマラソンのスタートラインが横たわっていた、という感覚😭
「はい、ここからフルマラソンですよ。今までのはウォームアップです。本番はこれからですよ!」
と笑顔できっつい言葉を浴びせられたような感じ😭😭
こういうときに残りの距離を計算し始めるとロクなことがないけど、僕の脳は、「ここからフルマラソン!」というダメージをしっかり受け止めてしまった模様。
これはヤバいと思ったら案の定、早くも30km過ぎで右の大腿四頭筋がパンパンに。
これまでにもすでに張りはあったけど、残りの距離を突きつけられて、太ももの張りを脳に悟られてしまった?
一度、気づいてダメだと思ってしまうとダメですよね~💦💦
ちょうど35km手前にマッサージコーナーがあったので、たまらず「ふとももももももがぁ~!」と叫びつつ、受付もそこそこに施術をお願いしました。
生き返ります( ⸝⸝⸝ᵕᴗᵕ⸝⸝⸝ )
ずっと横たわっていたいです。
でも、そういうわけにもいかないのでシューズを履き直して再出発。
すると、あら不思議!
劇的に脚が軽くなりました。
マッサージしてくれたお兄さん、ありがとうございました。
マッサージで6分もロスしたけど、この6分でその後のパフォーマンスが改善するなら全然オッケー!
調子を取り戻して3周目に突入🏃💨
南の折り返しを過ぎて、再びスタートゲートに戻る手前に、僕はレジャーシートを敷いて、そこに様々なお楽しみアイテムを入れたクーラーバッグを置いてあった。
さっそくクーラーバッグを開けて、冷え冷えの経口補水液をゴクリ、そして楽しみにしていた豆大福を頬張る至福タイムに突入し、暫しの間のほっこりタイム(●´ω`●)
恐らく、すぐ横を走り抜けるランナーたちはレジャーシートに座り込んで豆大福をおいしそうに食べる僕の姿を奇異に感じたことだろう。
つり予防の芍薬甘草湯を流し込み、ついでに長時間の上下動で胃腸が弱ってくる頃なので、消化吸収を助けるために大正漢方胃腸薬も流し込む。
さて、まもなく40km。
マッサージをしてもらって、豆大福も楽しんで、後半戦への準備は万端?
いつの間にやら空を覆っていた雲は流れ、青空から強い日差しがジリジリと肌を焼く。
でも気温が、それほど上がっていないので、思ったほど汗はかいていない。
それでも脱水の怖さは色々知っているので、喉の渇きを感じなくても、エイドでは積極的に給水。
私設エイドでコーラを置いてくれていた方がいて、これが旨かった。
普段はコーラを飲む習慣は皆無だけど、格別だった。
ありがとうございました!
そして、ついにフルの向こう側、未知の領域に突入。
といっても河川敷の変化に乏しい風景は何にも変わらないけど。
ガーミンは、ほぼほぼ6分/kmペースで来たことを示している。
実際には、オートポーズモードに設定してあったので、マッサージと豆大福で止まっていた時間は時計が止まっているので、+10分程度は余計にかかっているはず。
それでも、6分/kmペースを維持できれば7時間10分台くらいでゴールゲートをくぐる計算。
このペースを維持できるとは思えないけど。
フルの向こう側に突き抜けても、大して体に変化はない。
心拍数が徐々に上がっているのは気になるけど、まだ息が荒くなるレベルではない。
何ならペースアップして7時間切っちゃう?
なんて楽観論が頭をよぎるけどダメダメ。
何と言っても初めてのウルトラマラソン。
未知の領域を突き進むのに無茶をするわけにはいかない。
3周目の52.5kmの通過タイムは5時間20分台。
ペースは維持できている。
フォームも崩れていない(はず)。
最後の南側の折り返しをクルリと回って再びスタートゲートをくぐると56.5km。
ここが関門。
56.5kmを6時間50分以内に通過しなければならないが、ガーミンを見ると約1時間の余裕がある。
とりあえずゴールまでは辿り着けそうなのでホッと一息。
実際に一息つく余裕はないけど、心の中では安堵の一息。
スタートゲートの向こうのスタッフさんが赤いタスキを差し出してくれた。
4周目の目印だが、タスキをかけると明らかに元気が出た。
このままタスキパワーでゴールまで行っちゃう?
いやいや、あくまでも最後まで冷静に。
ペースは悪くない。このまま6分/kmを維持できれば、7時間10分を切るペースだが、さすがに7時間切りは限りなく厳しい。
ウルトラの先輩には「50km過ぎたら途端に足に来るよ!」とアドバイスをもらっていたけど、気が付けば60km。
「な~んだ、イーブンペースでいけるじゃん」と思ったのも束の間。
そんなわけないですよね。
やはりやってきました( ¯⌓¯ )
今まで走ってきたフルマラソンだって思うように走れたことなんてないのに、今回も最後までこのまま走れるわけがない。
でもひょっしたら今回はいけるかも!って毎回勘違いしちゃうんですよね~
案の定、62kmで足が駄々っ子になった。
スペアの脚があれば、すぐにピットインして交換してもらいたいけど、ピットクルーらしき姿は見当たらず。
代わりに長くて辛い残り8kmが待っていた。
ウルトラなんだから、そうこなくっちゃ。
ペースは徐々に落ち始めたけど、最小限のペースダウンに留めることに注力。
心拍数は180近い。
どうりでキツいと思った(涙)
それでも絶対歩かないって決めていたので、長い長い1kmずつを淡々と機械的に足を進めて、ゴールゲートが見えてからは、気持ちだけペースアップして何とかゴール

タイムは7時間10分台。
初めてフルの向こう側を覗いたにしては上出来?と自己満足。
いやぁ、キツかった(;´ρ`)
でも楽しかった!
おわり
