チリのお父さん! | EL DIARIO DE MASA    ~Recuerdo agradable en Chile~

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大地震のあった南米チリ、コンセプシオン。
老人ホームで作業療法士としてボランティア活動をしながらも、温かい家族や友人、同僚や仲間に囲まれ楽しく生活していま~す!!
そんなブログ。

昨日はお母さんだったので、今日はお父さん!


名前はTito:ティート(かわいらしい名前で、最初、ちょっと笑っちゃった得意げ

59歳。現在無職(この間、退職した)
EL  DIARIO  DE  MASA



ティートは、僕のことが大好きだ(たぶん)


時々、買い物に誘われて行くんだけど、いたるところで店員に…

「彼は、マサミチカトーっていうんだ。日本人だよ。今、おれんとこに住んでるんだ。老人ホームで作業療法士としてボランティアとして働いてて…」

…と延々と僕のことについて話し始める(ちょっと恥ずかしい)。


家でも、何かあるたびに(何もなくても)「マサミチカトー!!」と連呼する。


仕事が終わって帰ってくると、スープとビールを出して待っててくれる。


至れり尽くせりだ。


たぶん、仕事がなくなっての淋しさがあったり、スペイン語がうまく話せない日本人ってこともあって、かわいがってくれてるんだろう(馬鹿な子ほどかわいがられるよね)。


ただちょっと、困るのは心配症なこと。

一人で散歩や買い物のに出ようとすると、一緒についてきてくれる。

大抵、そういう時って、一人になりたい時だったりするわけだけども…


でもまあ、そんなんも全部含めて、僕は恵まれてるんだな~とすごく思う。

仕事やスペイン語などで悩んだり、落ち込んだりすることは多々あるけど、こんな家族に包まれているおかげもあって、健康な精神と身体を保ててるんじゃないかと思う。