つづき
学生時代の友人を頼りにいくつか会社を廻り、何社か仕事をもらえる話にはなりましたが、もちろん試験的に簡単な仕事の請負で、とても50人もの大所帯が食べていける仕事量にはなりませんでした。
家に帰って、なかなか大きな仕事はもらえないと家内に話していたら、
「私が勤めてた会社に頼んで見ようか?購買部長知ってるから」
と言ってくれて、すぐに電話してくれました。
「もしもし、部長? ひさしぶり~...むかしさぁ~部長がおいしいもの食べに行こうっていうの付き合ってあげたよねぇ。そのお礼をって言うわけじゃないけど、私の旦那に仕事ちょうだい。」
その強引な紹介のおかげで、大手企業から直接仕事をいただける運びになりました。
つづく