テキーラ・オチョ・ブランコ
セミナーで試飲したテキーラ・オチョ・ブランコは100%ブルーアガベで造られており、トーマス・エステス氏(初めてヨーロッパにテキーラのボトルを持ち込んだとされている人物)と蒸留酒製造業者のカマレーナ一族のコラボレーション蒸留酒です。
オチョ・ブランコが他のテキーラと違う所は、初のビンテージ・テキーラであることです。正確な収穫時期と場所が明記されているので、確かな品質が確認できます。
このオチョ・ブランコに関しては、Lake Chapalaに流れ出すLerma川付近のRancho La Riveraと言う場所で原材料のアガベが育てられました。
この土地は標高1600メートルで、テキーラ・バレーの土と類似しているため、土臭さを残しテキーラ愛好家をうならす仕上がりとなっています。
その他、オチョ・ブランコの特徴は、シングル・エステートであること。すなわち、原材料のアガベは単一の土地から収穫されるためその土地の土と気候の性格を強く残します。
ビンテージ物の性質上、年間に作られるボトル数は限られてくるのでプレミアム・テキーラとして分類されます。