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以前掲載した記事のリメイク版です。
恋愛すると脳内にフェネチルアミンという物質が放出される。
普通は2~3年でおさまり、「恋」は「愛」や「情」、もしくは「冷」に変わる。
しかし不倫の場合は異常分泌が続き中毒症状のようになる。
この、フェネチルアミン(脳内麻薬)の放出がおさまらない状態が恋愛依存症なのだろう。
そして不倫相手への執着が始まる。
いわゆる不倫脳だ。
ところで不倫脳についての明確な定義はなさそうだ。
なのでここでは「恋愛依存症」により恋のドキドキを必要以上に求める状態、
または「性依存症」により性的な快楽を必要以上に求める状態を不倫脳とする。
恋愛依存、性依存 両方って人もいるだろうし、不倫相手に依存してるって人もいるだろう。
ギャンブルやお酒、ドラッグの依存症は一般的に広く認められており、改善に向けて問題を抱えた者同士で情報共有する「自助グループ」が存在する。
そして公(おおやけ)に依存症と認められてる訳ではないが、「恋愛依存症」にも「性依存症」にも自助グループが存在する。
気になる人は検索して見て!
ただ、不倫シテル人に聞いてみると、全員が不倫脳におちいってる訳ではない。
つまり不倫だからといって脳内麻薬が異常分泌するとは限らないし、それがおさまらなくなる訳でもない。
個人差があるという事。
不倫に罪悪感を持ってる人はドキドキしやすく、異常分泌が起きてる可能性が高い。
しかし割り切って楽しんでる人にとっては、通常の恋愛と変わらないだろう。
ドキドキしやすさも人によって違う。
例えば幼少期に寂しい思いをした人はそうでない人よりも愛に飢えてて、ドキドキしやすい体質かも。
フェネチルアミンについて、もう少し詳しく調べてみた。
フェネチルアミンとは
体内に存在するモノアミン(注1)のひとつ。
化学構造や薬理作用(注2)は覚醒剤であるメタンフェタミンと類似している。
健康用語WEB事典より
注1:モノアミンとは、神経伝達物質の総称
注2:薬理作用とは、薬物が生体に及ぼす作用
で、メタンフェタミンについても調べてみた。
メタンフェタミンとは
強い中枢興奮作用および精神依存性、薬剤耐性がある。
日本で乱用されている主な覚醒剤。
日本語では、シャブ、エス、スピードなどの俗称で呼ばれる。
ウィキペディアより
「まさに、脳内麻薬!」
「不倫脳のみなさ~ん。
シャブでラリってるのと同じだってよ!」
「それじゃ他人の言う事なんて、まともに聞き入れる訳ないよね。
ラリってる人に正論振りかざして、謝れって言っても無駄!
しかも依存症だとすると、嘘で自己防衛する。
依存症は否認の病とも言われてるから。
嘘で身を固めてる人の言う事を、まともに聞いて振り回されるなんて馬鹿らしい!
ヤクが抜けるのを待たなければ、会話なんてムリ」
「不倫が続いてたら、酷くなる一方だけどな!」
もちろん依存症だからって罪にならない訳ではない。
例えば「窃盗症」だとしても、万引きして良い訳ではないのだ。
窃盗症
経済的利得目的以外で、窃盗行為という衝動を反復的に実行する症状で、精神障害の一種。
「罪は償ってもらわないとな!」
「それでは、また。
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