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先日の話。

 

 

4月から大学生になり一人暮らしを始める次男。

 

不動産屋は誤った契約書をシレーっと送り付けた。

消印有効日前日、やっと正規の契約書が。

 

コンビニで免許証をコピーし帰宅すると、妻は一階のリビングに。

署名出来るように準備して待っていた。

 

 

今までだったら、封筒がテーブルの上に置かれてるだけだったろう。

話し方はぎこちないけど少しずつ変化してる。そう感じた。

 

たくさんの資料に名前を書き、そして捺印。

スムーズに進められるようにウマくサポートしてくれた。

 

 

 

 

 

 

そうだよ!

これが俺の知ってる妻だよ!

 

 

 

 

 

 

ムスーっとして、察しろとばかりに必要な物をただ置いておくだけ。

聞いてもまともに返事せず、首を動かすだけ。

 

そんなのは妻ではない。

見た目は似ていても別人だ。

 

 

 

 

 

 

おかげで、あっという間に書き終えた。

 

「ありがとう!」

と言うと、照れ臭そうにしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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