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どうも、どんべえです!

 

 

最近、やけに妻が優しい。

 

俺が会社から帰った後、

夕飯の準備(温めや配膳)なんて

5年以上した事がなかったのに、

何も言わなくても してくれた!

 

「なんか、あったのか?」チーン

 

「俺が完璧主義なのが良くないと思い、

 わざと壊れてみました」

 

 

まずは、

 

「キミが俺を無視するのは、

 俺が慰霊碑を無視したから、

 同じ目に合わせたかったんだね。

 中絶で辛い目にあわせたのも、

 俺のせいだ」

 

と、メールしました。

 

今まで幽霊なんて全く話題に

出した事がないのに、

突然こんな事を言いだしたから

ビックリしたろうな。

 

 

それでも

 

「行ってらっしゃい」

 

と言っても無視するので、

 

「俺の声…、聞こえてる…?」

 

と、耳元でささやきました。

 

 

俺が仕事から帰って、

 

「ただいま!」

 

と言っても、相変わらず無視するから、

 

「俺の事…見えてる?」

 

と言ったら、

嫌な物を見るような目をしたので

もう一度、

 

「ただいま…」

 

と言ったら、

恐怖にひきつった顔で

 

「おかえり!」びっくり

 

と返してくれました。

 

 

 

 

 

 

「…こわっ!」滝汗

 

 

優しくしてくれるなら、

もうちょっと続けてみよーっと。

 

 

 

今回も、少年野球の観戦

についての話です。

 

それでは、本編をどうぞ。

 

 

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2016年11月18日
 

 

この日は雨だった。


少年野球を見に行くと言って
妻は出て行ったが、そうは思えなかった。


 

俺は、近くのホテル街へ行った。
 

雨の中、一人でうろつく。
 

どう見ても不審者だ。
だけど構ってられない。
 

一軒一軒、しらみつぶしに見ていく。
 

 

妻の車があったらどうしよう。
心臓がバクバクする。
 

 

「もうちょっと中まで行かないと、
 わからないな」

 

と、足を踏み込んだとたん
 

 

「ピ・ピ・ピ・ピ・ピ」
 

 

「うわ!やばい!センサーだ」
 

慌てて逃げる。
 

「駄目だ。もうやめよう」

 


諦めて家に帰った。
 

しばらくすると妻は帰って来た。
 

少年野球の観戦に行ったはずなのに、
イヤリングをしていた。
 

 

妻がイヤリングをしている姿を
見るのは、結婚後初めての事だった。
 

 

 

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それでは、また。

どんべえでした!

 

 

 


 

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