●【ウクライナ】過激なバンデラ主義者によるナチスを彷彿させる「たいまつ行進」

【多言語翻訳 Samurai Global ~多言語のススメ~】様より転載

 

例年1月1日に首都キエフで行われている「たいまつ後進」は、ウクライナ民族主義運動のリーダーであり、その生涯をウクライナの独立に捧げたステパン・バンデラ(1909年1月1日~1959年10月15日)の生誕を記念して行われている夜間行事であるが、この集会自体がナチスを彷彿とさせるとして、ロシアやチェコ等の周辺諸国からも度々指摘がなされている。

ウクライナ西部のガリツィア地方に基盤を持つ政党「スヴァボダ」は、バンデラの思想と運動形態を継承しており、「バンデラ主義者」と呼ばれる人々が主張する、ウクライナ民族至上主義、反ユダヤ主義は、国際基準でネオナチに分類されている。バンデラ主義者が、ナチスが頻繁に行った「たいまつ行進」を好んで行うのも、自らが「ネオナチ」であることを誇示するためと言われている。

 

 

 

 

 

 

●ウクライナ民族至上主義を掲げるウクライナ人

無実のポーランド人、ユダヤ人、ロシア人、スロバキア人、チェコ人を主導で虐殺したウクライナ人のステパーン・バンデーラ。ヨーロッパでタブー視されている殺人鬼のバンデーラを崇拝するウクライナ人。2016年、ウクライナの首都であるキエフの「モスクワ通り」は、キエフ市議会の決議により、バンデーラを顕彰して「ステパーン・バンデーラ通り」に改名された。世界中どこを探しても、殺人鬼を崇拝するのは、ウクライナ人か韓国人か中国人くらいだろう。