こんにちは爆笑

 
3歳女の子ワーママのひよこですヒヨコ
 
夫の駐在で4年間台湾に住み、台湾で出産も経験。
帰国後は時短勤務でワーママしてます。
身長153cm/普通体型(産後ダイエット進まず(笑))のおちびママです。
 
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以前、友達がインスタで紹介していて、
気になっていた本を読みました。


少しインパクトを意識しすぎたタイトルと、
パパ不在かつ子どもが泣いているというショッキングなイラストですが…


読んでみて、今まで読んだ育児書や記事のなかで、
一番腹落ちした内容でした。



「子どもが泣く」というネガティブな感情の表出が、
子どもの感情を育てることにとって、
どれだけ重要かということから、本書は触れていきます。


子どもが吐き出した負の感情(泣くこと)を、
親が受け止めて(身体的には抱きしめて)、
安心安全な状態の中で溢れてくる負の感情に合った言葉(悔しかったね、悲しかったね)を当てはめてあげることで、
「感情の社会化」ができる。

これを繰り返すことで、子どもは成長とともに、
自分でネガティブな感情に言葉を見つけ、
困難や挫折を味わったときに、その気持ちを安全に処理することができるようになる。



抱きしめる=子どもにとって安心安全な場所を作ることの重要性


例えば、子どもが稲妻におびえたときの例

ママが抱っこして大丈夫だよと声をかけてあげると、
子どもは次第に安心に包まれます。

安心した子どもは、今度は怖いもの見たさで稲妻を観察し始めます。

それは、安心が得られると、今度は外界への興味が広がり、
知識の獲得に繋がるというプロセスが現れているから。
知識を獲得していくためには「安心していること」「安全であること」が大前提となる。
 

心の強さ・たくましさの育ちは、
「危機的状況」に対してどのように脳が情報処理できるかということに関係しているというのです。
 
 
「怖い・悲しい」という強い感情が喚起されるような場面にであったときに、
子どもが思いっきり泣いたり、怒ったり、怖がったりして、
自由に感情を表出することが保証されていることが必要。
 
吐き出された感情を大人が受け止める=抱きしめてあげると、
「怖い、悲しい」という強いネガティブな感情も、大人の安心・安全に包まれることで、
安全なものとして正しく情報処理することができる。
 
そのようにして育つと大きくなったときに、
たとえ挫折感を味わうような危機的状況にさらされても、
自分自身の安全感を自力で確保することができるようになり、
ネガティブな感情を安全にコントロールすることができるようになる。
 
でも、それは思春期以降、徐々に実現されるもの
小学生のうちくらいまでは子どもはみんな弱虫で、泣き虫で、甘えん坊でいさせてあげることが必要なんだそう。





とにかく泣き止ませようとしていた

読んだあとも、ちょっとしたことで泣く娘にイライラして、
もう泣かないのって言っちゃうこともあるけど、
前は毎回そうだったのが今は泣いている娘を前にしても、
焦ったりイライラしたりすることが数回に1回くらいに減りました。


以前は悪いことをして怒られてすぐ泣く娘に、
言い聞かせたり、反省させて納得させることが正しいと思っていました。
泣き止まないと、私の説得の声も届かないから、
「もう泣くのは止めなさい」と無理矢理泣き止ませて、
何が悪いのか、どうしてママが怒ったのか説明していました。

それ以外の方法は、優しい言葉をかけて、ただ甘やかして泣き止ませるしかないと思っていたし、
それではダメだと思っていました。



でも、この本を読んで、そのどちらでもない方法があることを知ることができました。

怒って説得するのでも、ただ甘やかすのでもなく、
抱きしめて、気持ちを表現する言葉を優しくかけてあげることは、
感情を社会化して将来の生きる力を育てる大切なプロセスなんだって思えることで、
自分の怒りをコントロールできている気がします。

なんとなく巷でよく見る「怒りが湧いてきたら5秒呼吸を置く」などのアンガーマネジメントや、
ただ単に「受け入れてあげましょう、抱きしめてあげましょう」という行為そのものを薦めるアドバイスは、
その場限りな気がして、
甘やかしてしまうだけな気がして、どうも納得感がなかったんです。
しかもそれは、親の感情のコントロールの話。

この本の観点は、親の感情をどうするかではく、
まず、子どもの感情をどうするか。
自分の気持ちをコントロールするより、
子どもの将来のために、という観点がなんだか私にはとても腑に落ちました。


3歳半を過ぎて、いろんなことが一人で出来るようになったり、
言葉や思考もすごく大人びてきた娘。

一度出来るとまた出来るのが当たり前のようにどこかで思ってしまっていたり、
物分りも良い方なので言えばわかると思ってしまって、
言葉を並べて説得することばかり考えてしまいがちだけど、
本の中でも、脳は10年かけて完成していくと言われていたし、
まだまだ正の感情も負の感情もたくさん表出させて、
親に受け止めてもらうことで、感情のコントロールを学ばなくちゃいけない時期。

本によれば、それが小学生のうちまでは必要だってことなのだから、娘はまだまだ…
むしろ物分りがいいって気を付けたほうがいいのかもしれないと思いました。


子どもには我慢強く、打たれ強い子になってほしい、
困難や挫折も乗り越えられるたくましい子になってほしい

親ならそう思うのは当然なんじゃないかと思います。
でも、我慢強さも、打たれ強さも、心のたくましさも、
今、子どもに求めるものじゃない。

将来、そういう大人に育っていくためには、
正しく安全に感情の情報処理をできる力を育てることが大事なんだなと思いました。



言葉にして教えるのは理屈でも相手の気持ちでもなく、
子ども本人の気持ち

本では小学校の先生との対話の中で、
小さい頃から負の感情を受け止めてもらえずにいた子どもが、
小学校でどんな状態になってしまうかの例もいくつも取り上げられています。

例えば、何でも一番じゃないとだめで、かっとして切れてしまう子。
家では厳しくすごくよい子を求められているので、学校で優しい先生を前に3歳児化してしまう。

テストで一問間違えて100点取れず90点だったら、
いきなり答案用紙を破ってパニックに。
先生は「100点じゃなくても一生懸命やればそれでいいんだよ」「プリント破ったりしたら、先生もお母さんも悲しいよ」と嗜めても、
「やだもん!やだもん!」と大泣きで通じない。



「100点じゃなくても一生懸命やればそれでいいんだよ」
→ 理屈でどうあるべきかを教える

「プリント破ったりしたら、先生もお母さんも悲しいよ」
→ 周わりの人の気持ちを伝えることによって感情のコントロールを促す


この2つは、とても一般的な方法だし、よく育児アドバイスでも見かける。
でも、子どもの体の中を流れているエネルギーとしての「悔しい」というネガティブな感情は置き去りにされたまま…
先生の気持ちではなく、本人の気持ちを言語化して社会化するプロセスを経なければ、
爆発したままパニックになってしまう。

今のその爆発は「すっごくくやしい!」という気持ち、
であると代弁してもらえないと、
自分の中を流れる不快な感情を安全に抱えることをそもそも学習できない。



人間関係がより複雑化するこれからの不安に対するヒントも…


その他、自分の子供がいじめに合ってしまったときに、
親どうしたらいいのか、かなり具体的に書いてあって、
少しずついろんな感情や言葉を覚えて、
人間関係が複雑になり始めている娘を見て、
これからどんどん複雑になって、誰かを傷つけたり傷つけられたり、
いじめに合うようなこともあるかもしれないと思いを巡らせて、
そんなとき自分は親として何ができるんだろうって、
ときどき不安に思うことがあったので、
不安になり始めた今、読むことができて本当に良かったと思いました。


この本のいいところは、実際の3〜4歳児のパパママや小学校の先生が登場人物になって、
対話形式で問題や具体的にどういう接し方をすればいいかということを深堀していくというところです。

「大人が子どものネガティブな感情を受け止める」
「抱きしめてあげる」
と言っても、それを子供に拒否されたら?うまく行かないパターンがあったら?
と、一方的な育児アドバイスを聞いて、当然出てくる疑問についても触れているので、
かなり具体的にイメージができます。




以上が私なりの解釈と理解を整理するための備忘録です。


内容も納得できるものだったし、
実践していこうと思えるものだったけど、
親だって自分の感情に飲まれてしまうときもあるし、
大きな不安や挫折にさらされるときもある…

そういうときの為に、これからも本自体もこの記事も定期的に読み直して、
自分の中で何を大事にすべきなのか、振り返りたいと思います。


 
ではではウインク
 
 

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