教育実習、2週間が経とうとしています若葉残り1週間です。



今日は教壇実習(実際に生徒の前で授業をする)最終でしたてへ


私の母校は、進学校のせいかあまり実習生に授業をさせてくれません困った顔



私も今回、中1英語のひとつの範囲を、4クラスでやる・・・つまり4回しか授業をする機会がありませんでした。


その4回のなかで、いろんなことを学び、いろんなことを改善していかなくてはなりません。



初めての授業は緊張が生徒に伝わり、

授業としては成り立ったものの、自分としてはかなり不完全燃焼。


2、3回目はどうしても今回与えれた範囲を時間内に授業することができず

指導教員やら教科教員やらの要求に応えられず・・・


そして、今日4回目。。

とにかくすべてを出し切ろうと思いました。


私に「教える」なんて大それたことできない・・・

せめて、ここまで一生懸命に考えたこと、準備したことを「伝える」ことに尽力しようとじっ



自分が持てる精一杯を出し尽くしました。



授業後、質問に来てくれた生徒たち。。



質問は私の説明がわからなかったから、来るわけだけど


質問に来るくらい私の授業を熱心に聞いてくれたんだということが伝わり、本当に嬉しかったです。



「先生の授業、とってもわかりやすかったです。

普段はすごく早く進んじゃうから、わからないことも多いけど、先生はすごく丁寧でした」


1人の子からこんな言葉をもらいました。



範囲を時間内に終わらせることに躍起になっていたのに


先生たちからの要求に応えることで一杯一杯になっていたのに。。



こんなこと言われるとは思ってもみませんでした。




そして、別の生徒がこんな質問を・・・


「先生は中1のとき、何クラスだったんですか?」


私の母校では、通常クラスとは別に英語の習熟度別クラスがABCDとある。つまりは成績順のクラス。


効率の良い授業展開ができるものの、CDクラスの子どもたちには自信が見られない。


それが証拠にABに比べてCDクラスの授業では、発言が少ない。



今日のクラスはCクラスだった。


私は授業中、このクラスの生徒たちが発言・返答・質問するたびに褒めた。


自信を持ってほしかったから・・・彼らの気持ちがわかるから。



私に何クラスだったのか聞いた生徒はおそらく


「英語の先生になるくらいだから、ずーっとAクラスだったんでしょ?」


と思っていたのかもしれない。



確かに、私は英語は苦手じゃないし、高3でAクラスだった。


でも中2のとき、私はDクラスだったのだ。


正直、どうやって勉強したらいいのかわからない。


その頃はそんな状況だった。


でも、親身になってくれた先生に相談し、一生懸命努力して


1年ずつクラスを上げ、最後の最後でAクラスになったのだ。



そんな話をすると、その生徒は驚きと感激からか手を叩きながら、


「先生!私も頑張る!」


そう言ってくれました。


本当に嬉しかった。教えるのではなく・・・本当に伝えることのできた瞬間だと思いました。




教師という仕事が、どんなものか。。それを語りつくすことはできませんが、


今日、少しだけ分かったような気がしました顔・笑顔


この生徒たちのお陰で。



あと1週間、頑張ります。